家庭用フィットネス機器市場、2027年に82億4千万米ドル規模到達見込み

市場の概要

家庭用フィットネス機器の世界市場は、2020年に59億2千万米ドル規模に達しました。2021年から2027年までの予測期間中、市場は4.97%のCAGRで成長し、2027年には82億4千万米ドル規模に達すると予想されています。家庭用フィットネス機器とは、消費者が自宅で気軽に身体を動かし、筋力を高めて健康を維持したり、体重を管理したりするために使用する器具や機械のことです。

社会人の増加や、多忙なスケジュールや長時間労働によるフィットネス愛好家の問題を背景に、多くの消費者が自宅でのワークアウトを積極的に取り入れており、これが市場の成長を促進しています。また、ホームワークアウトのトレンドが高まっていることで、家庭用フィットネス機器にお金をかける消費者が増え、売上が伸びています。例えば英国では、昨年1年間に約53%の消費者が家庭用フィットネス機器の購入に平均218米ドルを費やしています。

がん、心臓病、糖尿病などの慢性疾患患者の増加に伴い、健康的なライフスタイルを求める声が高まっていることから、家庭用フィットネス機器の需要が世界的に高まっています。例えば、WHOによると、毎年4,100万人が非感染性疾患により死亡しており、全世界の死亡者数の71%を占めています。また、フィットネス愛好家の間では、ボディビルをする人が増えていることから、エクササイズ器具が大きな人気を集めており、これが市場の成長を後押ししています。しかし、市場の制約要因としては、家庭でのトレーニングには様々な選択肢があることが挙げられます。また、設置やその他のサービスが必要なため、家庭用フィットネス機器の設置費用やサービス料が増加し、これが市場の成長を抑制しています。

市場の考察

製品タイプ別では、心肺機能トレーニング機器が大きなシェアを占める

この市場は、製品タイプ別に、心肺機能トレーニング機器、筋力トレーニング機器、その他に分類されます。心心肺機能トレーニング機器は、2020年に最も高い売上を記録し、2027年には市場をリードすると予測されています。これは、消費者の心肺の健康に対する意識が高まっているためです。さらに、このセグメントは、トレッドミル、エリプティカルマシン、ステーショナリーサイクル、ローイングマシンに分類されます。これらのうち、2020年の家庭用フィットネス機器市場では、ステーショナリーサイクル分野が大きな市場シェアを獲得しています。

販売チャネル別では、オフラインが大きなシェアを占める

2020年の家庭用フィットネス機器市場は、販売チャネル別にオンラインとオフラインに分けられます。これは、多くのフィットネスショップが存在することや、消費者のニーズに応じて特定の製品を購入するための案内をする専門家が存在することが主な理由です。他方、オンラインセグメントも、予測期間中に高いCAGRで成長することが予想されています。

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