AIソフトウェアの市場規模、2025年に1000億米ドルに迫る勢い 実績のある初期AI導入者は、さらに投資を拡大

人工知能(AI)ソフトウェアの市場規模は、2019年の164億米ドルから2025年には約6倍に相当する988億米ドルに拡大すると予測されています。

人工知能(AI)ソフトウェア市場は、過去数年間で驚異的な成長を遂げてきました。COVID-19パンデミックは市場の成長を鈍らせていますが、その影響は業界によってばらつきがあります。エネルギー、石油、ガス、鉱業など一部の業界では縮小傾向にありますが、ヘルスケアなどAIの採用が加速している市場もあります。COVID-19の影響を中程度としたシナリオでは、2019年から2025年の累積市場規模はCOVID以前の予測と比較して22%縮小するものの、今後も2桁成長が続く見込みです。

エンドユーザーは、AIソフトウェアに何ができるか、に注目しています。AIソフトウェア市場を牽引するユースケースには、音声・音声認識、ビデオ監視、顧客サービスおよびマーケティングの仮想デジタルアシスタント(VDA)、ネットワーク/IT運用の監視および管理、サプライチェーンおよび在庫管理などがあります。

COVID-19のパンデミックによる経済への影響により、初期のAI導入者である『AIを持つ者』と、後続のAI導入者である『AIを持たない者』の二者間の差が広がりました。AI導入の先駆者であり、最大規模のAI投資を行っている企業は、コスト削減、収益創出、顧客体験の向上にAIは実績のある不可欠な技術と見なし、投資を継続する可能性があります。

市場は、シナリオ、ユースケース、産業、技術、地域、水平市場、メタカテゴリごとに分類されます。

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