非侵襲心拍出量モニタリング装置の市場規模、2027年に3億3090万2810米ドル到達予測

非侵襲心拍出量モニタリング装置の市場規模は、2019年の2億2604万9760米ドルからCAGR5.0%で成長し、2027年には3億3090万2810米ドルに達する見込みです。医療現場では、心拍出量(CO)の測定が不可欠です。かつては、肺動脈カテーテル(PAC)による侵襲的なモニタリングがCO測定のゴールドスタンダードとして用いられていましたが、近年では、低侵襲または非侵襲でCOを測定する機器が数多く開発されています。心拍出量は、組織の灌流と酸素供給に関する情報を与え、死亡率や罹患率の高い患者を特定することができます。非侵襲心拍出量モニタリング装置市場の成長は、主に心血管疾患の有病率の増加や高齢者の増加などの要因に起因しています。しかし、製品や処置にかかるコストが高いことが、市場の成長を妨げています。

心血管疾患の有病率の増加

心臓手術を受ける患者用に、さまざまなタイプの心拍出量モニタリング装置が用意されています。世界保健機関(WHO)によると、心血管疾患(CVD)は世界共通の主要な死因であり、毎年、約1790万人がCVDにより亡くなっています。さらに、カナダ政府によると、CVDはカナダの一般的な医学的死因の第2位にランクされています。米国疾病管理予防センター(CDC)の推計によると、米国では36秒に1人がCVDを原因として死亡しています。同様に、European Heart Networkによると、欧州連合(EU)では180万人以上の死亡原因となっています。さらに、中国では、2016年の総死亡数に対し、農村部では45.50%、都市部では43.16%がCVDを原因としています。CVDの有病率の増加は、非侵襲心拍出量モニタリング装置の導入を後押しし、市場の成長を促進しています。

市場は、装置別に、パッチ、リストウォッチ、プローブ・カテーテルに分類されます。2019年はプローブとカテーテルのセグメントが最大シェアを占め、今後も高いCAGRを記録すると予想されています。

市場は、適応症別に、高血圧症、冠動脈疾患、先天性問題、心筋虚血・梗塞、心不全、不整脈、その他に分類されます。2019年は高血圧セグメントが最大シェアを占め、今後も高いCAGRを記録すると予想されています。

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