ドライアイス市場、2022年~2028年までCAGR5.7%で成長予測

ドライアイス市場は、2022年の2億6901万米ドルから2028年には3億7436万米ドルに拡大すると予測され、2022年から2028年までのCAGRは5.7%と推定されています。

ドライアイスは二酸化炭素の固体状態で、通常の大気圧では液体状態を持たず、固体状態から気体状態に直接昇華するため、一時的な冷蔵に使用されることが多くなってきています。ドライアイスは、食品の冷却・凍結剤として理想的で高い効果を発揮します。特に、電力供給が問題となる移動中の冷却に便利です。

2021年、ドライアイス市場はアジア太平洋地域が支配的でした。食品・飲料、貯蔵・輸送、ヘルスケア産業の成長が、ドライアイス市場の成長を後押ししています。さらに、中国などの国々がドライアイスの生産設備を増強し、ドライアイス産業はコールドチェーンの需要高騰に対応するため、フル稼働しています。中国におけるドライアイスの生産量の増加が、アジア太平洋地域のドライアイス市場の成長を後押しすることになるでしょう。インドや中国などでは、コールドチェーンの貯蔵施設が整備され、ドライアイスの需要が増加しており、ドライアイス市場の成長を促進しています。ドライアイス輸送は、コールド チェーンの維持、食品、生鮮食品、医薬品の輸送および冷蔵輸送に使用されます。

市場インサイト

冷凍食品への需要の急速な高まり

近年、世界中で冷凍食品や簡便な食品への需要が高まっています。米国冷凍食品協会とFMIによると、2020年の冷凍食品の売上高は21%成長し、同時期の生鮮食品の売上高の約2倍の伸びを示しました。同様に、IRIworldwideによると、冷凍食品の成長率は生鮮食品の成長率を上回り続けています。世界中で冷凍食品の需要が高まっていることから、ドライアイスの需要が高まっています。ドライアイスは、冷凍・冷蔵食品を保存し、停電時に食品の腐敗を防ぐのに最適な方法の一つだからです。また、CO2を固形化したドライアイスは、アイスクリームや冷菓などの食品の保冷剤としても利用されています。世界中で冷凍食品の需要が高まっていることが、ドライアイスの需要増加につながるでしょう。

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