歯磨き粉の市場規模、2028年に407億6,621万米ドル到達予測

歯磨き粉の市場規模は、2021年の295億9,897万米ドルからCAGR4.7%で成長し、2028年には407億6,621万米ドルに達すると予測されています。歯磨き粉は、研磨剤、フッ化物、発泡剤の3つが主要な成分で、口腔衛生を促進するために使用されます。また、同時に清掃剤でもあり、歯に付着した歯垢や食べ物を取り除き、口臭を抑制し、虫歯の治療や歯周病の予防に有効なフッ化物などを供給します。

2020年の歯磨き粉市場では、アジア太平洋地域が最大シェアを占めました。一方、南、中央アメリカは、今後、最も高いCAGRを記録する可能性があります。アジア太平洋地域の歯磨き粉市場は、オーストラリア、インド、中国、日本、韓国、その他の複数の経済圏で構成されています。歯磨き粉市場を牽引する主な要因は、強固な顧客基盤、口腔衛生に対する意識の高まり、ライフスタイルの変化などです。インドでは、歯の過敏症が非常に多く見られ、それに対応した歯磨き粉、ホワイトニング歯磨き粉、ジェル状の歯磨き粉、ハーブや天然成分を配合した歯磨き粉など、ニーズに応じた製品の需要が高くなっています。

COVID-19パンデミックは、パーソナルケア業界全体に多大な影響を与えています。パーソナルケア製品の小売業者は、食品、飲料、歯磨き粉、除菌剤、石鹸などの個人衛生用品など、必要不可欠な製品のみを優先的に取り扱うことを余儀なくされており、ハーブ入り歯磨き粉など、特殊な製品カテゴリーの品揃えが減少しています。一方、パンデミックによる世界的なロックダウンは、消費者の購買行動に影響を与えており、その結果、衛生用品への趣向が変化しています。さらに、添加物や化学物質を避ける消費者の傾向は、この封鎖期間中にハーブ入り歯磨き製品の需要を促進する要因となっています。ハーブ入り歯磨き製品は小売店では手に入りにくいため、消費者はオンラインで購入する傾向があります。しかし、製品不足や物流の問題により、オンラインプラットフォームでは需要と供給のギャップが生じることが予想されます。

老年層と小児層における歯の問題

歯の問題を抱える子供の数が増加しており、このことが同市場の成長を促進すると予想されています。世界保健機関(WHO)によると、2020年3月には、世界で約5億3千万人の子どもたちが乳歯にう蝕を経験しました。さらに、老年人口の増加は、老人が歯のトラブルにさらされ易いことから、歯磨き粉の需要を高めています。

本記事に関するお問い合わせ先:株式会社グローバルインフォメーション
044-952-0102
受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]