手術台の市場規模、2028年に10億4,341万米ドル到達予測

手術台の市場規模は、2021年の8億3,546万米ドルからCAGR3.2%で成長し、2028年には10億4,341万米ドルに達すると予測されています。手術台は、通常、病院や外来手術センターなどの医療施設の手術室内で使用され、据え置き型と移動型があります。手術台市場は、製品タイプ、技術、エンドユーザー、地域別に分類されています。地域別では、北米、欧州、アジア太平洋、中東・アフリカ、中南米に大別されます。

病院および診療所数の増加が手術台市場の成長を促進

世界の病院業界は急速に成長しています。過去数十年の間に、一人の患者の平均来院数は7日から5~6日へとわずかに減少しましたが、過去5~6年の間に入院数は増加しています。さらに、アメリカ病院協会によると、2019年のアメリカの全病院数は6,090に達しています。

産業政策推進省(DIPP)によると、インドの病院・診断センターは、ここ数十年で60億米ドル相当の外国直接投資(FDI)を誘致しています。また、インド政府保健家族福祉省によると、インドとキューバは保健医療分野での協力関係を強化するための覚書を締結しました。インドの手術台業界は、政府や民間企業による投資の増加、高齢者人口の増加、病院数の急増などの要因により、活況を呈しています。

病院は、医療の効果と質を高める、さらに、医療システムの発展に不可欠な要素です。このことから、複数の国の保健省が医療インフラの改善に注力し、農村部や都市部に病院や臨床施設を設立しています。例えば、2017年11月、日本の厚生省は、新しい病院の設立を通じて、無料で医療機関を利用できるようにしました。このように、世界中で病院やクリニックの数が増加していることが、手術台市場の成長を後押ししています。

手術件数の増加が手術台市場の成長に貢献

世界中で心臓血管外科手術や一般外科手術の件数が増加しています。欧州諸国では、糖尿病患者の増加やライフスタイルの変化などにより、過去25年間で心血管疾患の発生率が上昇しています。癌と糖尿病は、世界各国で死亡率を高める原因となっています。例えば、米国がん協会(ACS)が実施した調査によると、2018年、米国では173万5,350件の新規がん症例が診断されました。さらに、国際糖尿病連合(IDF)によると、2017年には4,600万人の米国人が糖尿病に苦しんでいると推定されています。この数は、2045年には6,200万人に達すると予想されています。また、2017年には全世界で4億2,500万人が糖尿病に罹患しており、2045年には6億2,900万人に達する可能性があると言われています。このような慢性疾患の有病率の高さは、外科手術の数を増加させます。

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