搾乳機の市場規模、2028年に57億7,897万米ドル到達予測

搾乳機の市場規模は、2020年の25億7,400万米ドルから、2028年には57億7,897万米ドルに達し、2021年から2028年の間に10.7%のCAGRで成長すると予想されています。アジア太平洋地域の、搾乳機市場は、最速で成長しており、CAGRも最高で成長することが見込まれています。アジア太平洋地域は、母乳バンクと育児の発展途上市場として認識されています。市場の成長を牽引しているのは、中国やインドなどの国です。

出生率の上昇

新興国の出生率の上昇は、世界的なベビーブームの一因となっています。一方、この出生率の上昇とともに、母親の肝炎やエイズなどへの罹患や、母親の死亡など、新生児が母乳を与えられないケースが増えています。ビル&メリンダ・ゲイツ財団が2018年に発表した報告書によると、世界では毎分250人近くの赤ちゃんが生まれています。米国疾病管理予防センターによると、ヒスパニック系女性の出生率は、最も高い2017年で、女性1,000人あたり67.1人でした。また、インドや中国などのアジア諸国は、宗教の影響、家族福祉サービスの供給不足、貧困などにより、出生率が高くなっています。世界銀行によると、インドの女性1人当たりの出生率は2.23人で、アメリカの1.80人、中国の1.62人と比べても多いことがわかります。さらに、インドの隣国であるパキスタンの2016年の出生率は、女性1人当たり3.48人と報告されています。出生率は、開発が進んでいないアフリカ地域ではさらに高くなっています。世界の出生率ランキングでは、ニジェールが女性1人当たり7.15人でトップで、次いでソマリアの6.12人となっています。コンゴ民主共和国は2018年の出生率が女性1人当たり6.0人で3位の座を占めています。世界中で出産を控えた女性が増えていることから、母乳の需要が高まり、搾乳機市場の成長につながると考えられます。

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