苗床用プランター・ポットの市場規模、2028年に19億5621万米ドル到達予測

苗床用プランター・ポットの市場規模は、2020年の15億2314万米ドルから、2028年には19億5621万米ドルに達し、2021年から2028年にかけて3.2%のCAGRで成長すると予測されています。

苗床用プランター・ポットは、花や野菜、ハーブなどの植物を育てるための容器です。市場には、さまざまなサイズ、形状、デザインのプランターやポットがあります。特に欧州では、ガーデニングを好む傾向が強いため、苗床用プランター・ポットの需要が高まっています。CBI(Centre for the Promotion of Imports from developing countries)によると、欧州で植木鉢を輸入している主な国は、ドイツ、イギリス、フランスなどです。苗床用プランター・ポット市場を運営するメーカーは、顧客に役立つ革新的なソリューションを提供するために、製品のデザインや機能の改良を継続的に行っています。プラスチック製ポットは環境に悪影響を与えるため、メーカーはリサイクル可能なポットの開発に注力しています。

2020年の苗床用プランター・ポット市場では、アジア太平洋地域が最大シェアを占めました。アジア太平洋地域の新興国では、都市化の進展と相まって中間層の人口が増加しており、苗床用プランター・ポット市場を運営する主要な市場プレーヤーに大きなチャンスを提供しています。アジア太平洋地域の花卉栽培は、その高い成長性から収益性の高いビジネスとなっています。同地域では、園芸技術、温室技術、バイオテクノロジーが発展しており、同市場の成長を促進すると予想されています。

COVID-19パンデミックは、ロックダウン、旅行禁止、ビジネスの停止などにより、様々な国の経済や産業に悪影響を及ぼしています。さらに、欧州、アジア、北米の国々が世界的に旅行禁止を課していることも、ビジネスコラボレーションやパートナーシップの機会を妨げています。これらの要因が消費財産業を制限しており、苗床用プランター・ポット市場の成長を抑制しています。

温室・苗床施設の成長

園芸部門を持つ小売チェーン店の増加により、植物やその他の園芸製品が消費者に容易に手に入るようになりました。プランターやポットの需要が増え、植物や園芸品に対する消費者の支出が増加したことで、苗床用プランター・ポット製品の生産量が増え、温室や苗床施設などの数が急増しました。Association of Public Landscape Designerによると、2018年、米国には約7210の苗木・花卉生産事業者と、3404の苗木・花卉卸売事業者が存在していると報告されています。このように、北米地域の温室・苗床施設の存在が、苗床用プランター・ポット市場を牽引すると考えられます。

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