LEDビデオウォール市場、2020年から2024年にCAGR16%で成長予測 屋内ファインピッチディスプレイは市場の最大促進要因に

COVID-19パンデミックの影響により、2020年のLEDビデオウォールの市場規模は下方修正されました。しかし、2020年第2四半期には、屋外ビデオウォールやセキュリティやコントロールルームのような自治体のプロジェクトが、政府の財政政策や新たなインフラ建設などの景気刺激プログラムの恩恵を受けることが予想されています。2020年第2四半期には、屋外交通機関と制御室の市場需要は回復が予測されています。

2020年から2024年の、LEDビデオウォール市場のCAGRは16%と推定され、比較的高い成長率を維持すると予測されています。中でも、屋内ファインピッチディスプレイは市場成長の最大の促進要因です。

2021年の市場展望とハイライト

COVID-19の影響で、製造業が停止し失業率が上昇するなど、世界の経済状況が悪化しています。その対応として、政府が一刻も早くインフラプロジェクトを立ち上げ経済を刺激し、雇用を確保する事が予測されます。

2020年第2四半期から2021年にかけて、政府の財政刺激策により、交通、看板、ランドマークなどに、屋外用ビデオウォール市場の需要が増すことが予測されます。

また、屋内用ビデオウォールは、高解像度と高ダイナミックレンジをカバーする高度な表示性能により需要が期待できます。この点でも、企業の会議室、映画館、ホームシアターなどをターゲットにした市場は着実に成長しています。さらに、世界各国の政府の財政刺激策により、コントロールルームが市場の中心となることが予想されます。

オールインワンLEDディスプレイの市場動向

オールインワンLEDディスプレイは、ワイヤレス伝送、テレビ会議、インタラクティブ書き込み機能を統合しています。中・大規模の会議室、講演ホール、多目的ホール、マルチメディアルーム、展示会、教室などに適用でき、会議のコラボレーションを大幅に向上させます。5G伝送の発展と消費のアップグレードに伴い、HDディスプレイの需要が増加していることから、LED商業用ディスプレイは今後非常に有望です。オフィスの会合に加えて、オールインワンLEDディスプレイは遠隔医療、緊急指令、遠隔教育およびホーム シアターにも適しています。

2019年から2020年のビデオウォールプレーヤーの収益パフォーマンス

2019年のLEDビデオウォールの市場規模は63億3500万米ドルで、上位8メーカーのうち、3位のDaktronicsと7位に初参入したSamsungを除く6メーカーが中国系でした。そして、上位8社が世界市場シェアの54.1%を占めています。COVID-19の流行により、2020年の市場規模予測は下方修正されました。しかし、サムスンのLEDビデオウォールの出荷がここ2年間で急速に増加しているため、同社の市場シェアは上昇すると予想されています。当然、市場全体の集中化が進み、上位8メーカーの市場シェアは55.1%まで上昇するものと思われます。

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