幹細胞治療の市場規模、2023年には147億6000万米ドルに到達予想 慢性疾患の有病率の上昇が市場の成長を牽引

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「幹細胞治療の世界市場の分析 (2020年~2030年):新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) による成長と変化」 (The Business Research Company ) の販売を12月*日より開始いたしました。

幹細胞治療市場は、事業体(組織、個人事業者、パートナーシップ)による幹細胞治療とその関連サービスの売上で構成されています。幹細胞治療は、再生医療とも呼ばれ、幹細胞またはその誘導体を用いて、病気の患者や機能不全、損傷を受けた組織の修復反応を促進するものです。

慢性疾患の有病率の上昇が幹細胞治療市場の成長を促進しています。長時間労働、限られた身体活動、不健康な飲食習慣は、慢性疾患の有病率を上昇させ、その結果、幹細胞治療の需要が増加します。世界の慢性疾患による死亡者の割合は、2030年までに全死亡者数の70%にまで増加すると予想されています。慢性疾患の世界的な負担は全体の約60%に達する見込みです。慢性疾患の有病率の上昇が幹細胞治療市場を牽引するでしょう。

幹細胞治療の高額なコストは市場の成長を制限すると予想されます。コストを抑え、市場価値を示すことが求められています。多くの国で政治的な不確実性と経済的なストレスが続いているため、公的医療資金の持続可能性が疑問視されています。経済的に余裕がない国々では、慢性疾患に対する費用対効果の高い治療法がないために、人々の健康状態に悪影響を与え、平均寿命の短さにつながっています。幹細胞治療の平均費用は、米国では2万米ドルから2万5000米ドル、メキシコでは3万3000米ドル、中米では3万米ドル、アジアでは5万米ドルとなっております。

幹細胞治療市場の企業は、戦略的パートナーシップへの投資を増やしています。戦略的パートナーシップとは、直接競合しない2つの企業間の相互利益を目的とした契約です。例えば、2018年9月には、重篤な疾患を対象とした遺伝子編集プラットフォームを用いたトランスフォーマティブ医療を開発したバイオテクノロジー企業のCRISPR Therapeuticsと、カリフォルニア州に拠点を置く再生医療企業のViaCyteが、糖尿病治療のための同種幹細胞治療薬の開発と商業化に向けて提携しました。

幹細胞治療市場の対象となる地域は、アジア太平洋、西欧、東欧、北米、南米、中東、アフリカです。

2019年の幹細胞治療市場は北米地域が最大市場でした。

幹細胞治療市場は、タイプ別(同種幹細胞療法、自己幹細胞療法)、細胞源別(成体幹細胞、誘導多能性幹細胞、胚性幹細胞)、用途別(筋骨格系疾患、傷病、がん、自己免疫疾患、その他)、エンドユーザー別(病院、診療所)に分類されます。

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