SECaaS (Security as a Service)の市場規模、2026年に258億米ドル到達予測

SECaaS(サービスとしてのセキュリティ)の市場規模は、2021年の120億2000万米ドルからCAGR16.48%で成長し、2022年に140億米ドルとし、さらに2026年には258億米ドルに達すると予測されています。

SECaaS市場は、事業体(組織、個人事業主、パートナーシップ)によるセキュリティサービスの販売で構成され、サービスプロバイダーが企業のインフラにセキュリティソリューションを提供または統合するビジネスモデルを指し、サブスクリプションベースで提供されるものです。SECaaSの利用により、企業は、クラウドコンピューティング環境における侵害を防止するための専門的なセキュリティチームの専門知識を活用することができるようになります。

SECaaSの主な種類には、ソリューションとサービスがあります。ソリューションとは、クラウドやプライベートネットワークを通じてサービスモデルとして提供されるセキュリティソリューションのことで、事業継続や災害復旧、暗号化、データ損失防止、ID・アクセス管理、侵入管理、セキュリティ情報・イベント管理、脆弱性スキャンなどが含まれます。SECaaSの主な用途としては、ネットワークセキュリティ、エンドポイントセキュリティ、アプリケーションセキュリティ、クラウドセキュリティなどがあり、BFSI、通信およびIT、ヘルスケア、小売、製造、政府機関など、中小企業から大企業まで幅広く利用されています。2021年のサービスとしてのセキュリティ市場では、北米が最大地域となりました。アジア太平洋地域は、今後最も急速に成長する地域となる見込みです。

クラウドベースのサービスの採用が増加していることが、SECaaS市場を牽引しています。クラウドベースのサービスは、インターネットまたは専用ネットワーク上においてオンデマンドで配信されるサービスです。COVID-19の大流行やロックダウンにより、中小企業はクラウドサービスを採用し、ビジネスモデルの合理化にますます注力しています。そのため、企業はサイバー攻撃に対処し、機密情報を保護するために、クラウドベースのセキュリティサービスに投資する傾向が強まっています。ニューヨークのデジタルメディア・インターネット企業であるZiff Davisのレポートによると、2020年には世界の労働人口の約40%がクラウドベースのサービスを導入し、2025年にその割合は80%に達し、クラウドデータセンターのデータ量が100ゼタバイトを超えると予想されています。さらに、Findstack社のレポートによると、2022年までに組織のIT環境の92%がクラウド化されると予想されています。クラウドベースのサービスの採用増加が、SECaaS市場を押し上げることが予想されます。

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