非接触型決済端末の市場規模、2026年に434億2000万米ドル到達予測

非接触型決済端末の市場規模は、2021年の162億5000万米ドルからCAGR21.4%で成長し、2022年に197億4000万米ドルとし、さらに2026年には434億2000万米ドルに達すると予測されています。

非接触型決済端末市場は、事業体(組織、パートナーシップ、個人事業主)による、RFID技術と近距離無線通信を利用して、デビットカードやクレジットカード、スマートカード、その他の決済機器による決済方法を促進する非接触型決済製品およびサービスの販売で構成されています。非接触型決済端末は、非接触で電子マネーを利用できる機器で、利用する際は同技術を搭載した端末に決済用カードを近づけてタップします。

非接触型決済端末の主なデバイスの種類としては、スマートフォンやウェアラブル、スマートカード、POS端末などがあります。スマートフォンやウェアラブルは、非接触型カードとリーダーを通信させ、安全なデジタル決済システムとして利用することができ、さまざまなウェアラブル技術に組み込むことができます。非接触型決済端末のソリューションには、決済端末ソリューション、取引管理、セキュリティと不正管理、ホスト型POS、分析などがあります。非接触型決済端末の決済モードには、アカウントベース、クレジットカード/デビットカード、ストアードバリュー、スマートカード、その他があり、食品・食料品、薬局・ドラッグストア、レストラン・バー、家電、メディア・エンターテインメントなどでの用途があります。

2021年の非接触型決済端末市場は、西ヨーロッパが最大地域となりました。アジア太平洋地域は、今後最も成長する地域と考えられます。

非接触型決済の人気の高まりは、非接触型決済端末市場の主要な推進要因となっています。非接触型決済は、その利便性と嗜好性から人気を博しています。ウェアラブルデバイスでは、財布出したり携帯電話を操作する必要をなくし、より高い利便性を提供するために、大半のガジェットに近距離無線通信(NFC)技術を標準搭載しています。2020年のアメリカン・エキスプレス・デジタル・ペイメントの調査によると、過去に非接触型決済を利用したことがある消費者の58%が、今後はさらに積極的にサービスを利用したいと考えていると報告しています。非接触型決済の人気の高まりは、同市場を牽引することが予想されます。

技術の進歩が非接触型決済端末の市場を形成しています。市場の企業は、より優れた効率的な決済プラットフォームの開発に注力し、非接触型決済の普及と完成度を高めています。例えば、2022年、インドの金融テクノロジー企業であるInfibeam Avenues Limited(IAL)は、ハードウェア不要の非接触モバイルPOSを発表し、タップオンフォン技術により小規模業者のカード決済取引を容易にしました。SoftPoS技術は、ハードウェアを追加することなく、スマートフォンを決済端末に変えることができ、中小の小売業者やベンダーのコスト削減が期待できます。

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