スパの市場規模、2026年に862億米ドル到達予測

スパの市場規模は、2021年の522億2000万米ドルからCAGR10.5%で成長し、2022年に576億9000万米ドルとし、さらに2026年には862億米ドルに達すると予測されています。

スパ市場は、ボディリラクゼーションや健康管理サービスを提供する事業体(組織、個人事業主、パートナーシップ)によるスパサービスの販売で構成されています。スパ施設では、アンチエイジングやストレス解消など、カスタマイズ可能なトリートメントを提供しており、ストレス管理、体重管理、身体のデトックス、医療疾患、免疫力アップなどにも有効です。

スパの種類は、主にマッサージ、ビューティー/グルーミング、フィットネス、その他のサービスタイプに分類されます。マッサージは、リラクゼーションや治療のために、手や器具を使って、揉む、こねる、たたくなど組織を操作する方法です。スパは、ホテル/リゾートスパ、デスティネーションスパ、デイスパ/サロンスパ、メディカルスパ、鉱泉スパ、その他男性・女性向けの施設で体験することが出来ます。2021年のスパ市場では、北米が最大地域となりました。アジア太平洋地域は今後最も成長する市場になることが予想されます。

急速な都市化がスパ市場の成長を促進すると予想されます。都市化とは、農村部から都市部への人口移動と、都市部における人口密度の上昇を指します。都市化の進展に伴うライフスタイルの変化やストレスレベルの上昇は、デスティネーション・スパやスパ・リタイアメントの需要を促進しています。例えば、国連経済社会局によると、2050年までに世界人口の68%、すなわち25億人が都市部に住むと予想されており、急速な都市化がスパ市場を牽引することになります。

スパ市場では、技術的な進歩が重要なトレンドとなっています。多くのスパは、顧客に革新的なサービスを提供するために、さまざまな技術を利用しています。例えば、2021年1月には、セラピストやマッサージ師が触れることなくスパサービスを提供するタッチフリー・スパ技術を用いた米国の新スパ事業「タッチフリー・ウェルネス・スパ」がオープンしました。同スパでは、赤外線サウナポッド、クライオセラピー、反重力ロボットマッサージチェア、ハイドロマッサージチェア、リンパ圧迫マッサージ、全身振動音響トリートメント、近赤外線療法などを用いて、ハンズオフスパ体験を提供します。

2022年1月、米国の民間投資会社Monomoy Capital Partnersは、Artesian SpasとMarquis Hot Tubsを非公開の金額で買収しました。プールとスパのウェルネス・プラットフォームを統合することで、マルチブランドのホットタブとスイムのメーカーが誕生し、アウトドア・アクアティック製品の幅広いポートフォリオを顧客に提供することになります。Artesian Spasは、米国を拠点にホットタブとスイムスパを企画している企業です。

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