ベビーフードの市場規模、2026年に582億2,000万米ドル到達予測

ベビーフードの市場規模は、2021年の434億1000万米ドルからCAGR6.0%で成長し、2022年に460億米ドルとし、さらに2026年には582億2,000万米ドルに達すると予測さていれます。

同市場は、子供や乳児が消費する食品に関する事業体(組織、パートナーシップ、個人事業主)によるベビーフード製品の販売で構成されています。ベビーフードは、生後4~6カ月から2歳までの乳幼児向けに特別に作られた、なめらかで飲み込みやすい食品を指します。

ベビーフードの主な種類は、粉ミルク、乾燥ベビーフード、すぐ食べられるベビーフードなどがあります。粉ミルクは、母乳に代わる合成栄養剤で、赤ちゃんの栄養補給に使われ、水でふやかして使う粉ミルクや、即席の液体として購入することができます。オーガニック、コンベンショナルなど、さまざまなカテゴリーがあり、ハイパーマーケット、スーパーマーケット、ドラッグストア、専門店、オンラインなど、さまざまな流通チャネルをベースにしています。2021年は、アジア太平洋地域が最大市場であり、今後も急成長することが予想されます。

働く女性の増加は、ベビーフード市場の成長を大きく促進しています。働く女性は、家にいる時間を増やすことができないため、赤ちゃんに適切な栄養を与えるためにベビーフードに依存し、このことがベビーフードの需要増につながっています。例えば、米国労働省の一部門である米国労働統計局によると、2019年の16歳以上の女性の労働力人口は7685万2000人で、労働力全体のほぼ半分(47.0%)を占めています。この働く女性人口の増加は、ベビーフードの需要や売上を増加させ、今後数年間、ベビーフード市場の成長を促進すると予想されます。

同市場では、ビーガンベースのベビーフードが重要なトレンドとなっています。ビーガンベースの製品は、栄養価が高く、赤ちゃんにとって安全であると考えられています。市場の主要プレイヤーは、ビーガンベースのベビーフード製品の発売に力を入れています。例えば、2022年2月、幼児期の栄養に焦点を当て、米国に拠点を置くTiny Organics社は、若者向けに植物由来のフィンガースナックのラインナップを発売しました。赤ちゃん主導型離乳食(BLW)は、幼児が自分のスピードで食事をすることを促すもので、Tiny BeginningsシリーズはBLW向けに製造された初のノンピュア離乳食です。生後4カ月から8カ月の赤ちゃん向けに、野菜を中心とした6種類の食事が用意されており、さまざまな食感と食べやすい大きさが特徴です。Tiny’s mealは100%オーガニックで、砂糖や塩を一切使用せず、幼児の栄養ニーズに合わせて設計されています。

2021年1月、スイスに拠点を置く消費者向け食品メーカーであるHero Groupは、Baby Gourmetを未公開の金額で買収しました。この買収により、Hero Groupはカテゴリー展開を拡大する計画で、今回の買収により、オーガニック製品ラインアップでカナダの幼児食市場に参入するための新たなプラットフォームを手に入れたとされています。Baby Gourmet社は、カナダを拠点に、赤ちゃん向けのオーガニックな食事やおやつを製造している会社です。

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