動物用医療機器の市場規模、2025年に27億7073万米ドル到達予測

動物用医療機器の市場規模は、2020年の21億2831万米ドルからCAGR5.4%で成長し、2025年には27億7073万米ドルに達すると予測されています。さらに、CAGR5.2%で成長し、2030年には35億6,861万米ドルに達すると予測されます。

この成長は、X世代とY世代の成人によるペット所有の増加、ペット支出の増加、病気の蔓延が要因とみられます。一方、マイナスの影響を与えた要因は、ペットケア費用の上昇、獣医師の不足、医薬品の不適切な使用、認識不足がありました。

今後は、コンパニオンアニマルの導入、携帯型X線・超音波スキャナーによる獣医療の効率化、生活水準の向上と中間層の強化、ペット予防接種の認知度向上、マイクロチップの法的義務化が市場の成長を牽引していくものと思われます。また、市場成長を制限する要因としては、COVID-19の動向、自由貿易の縮小、ペット保険の未整備などが挙げられます。

タイプ別に、市場は、動物用診断機器、動物用麻酔機器、動物用患者監視機器、その他に分類されます。なかでも、動物用診断機器市場が最も大きく、2020年には全体の53.9%を占めました。動物用麻酔器は、2020~2025年のCAGR5.54%で、今後最も成長することが期待されるセグメントです。

製品別に、市場は、器具/装置と消耗品に分類されます。このなかでは、器具/装置市場が最も大きく、2020年には全体の68.6%を占めました。消耗品市場は、2020~2025年のCAGR5.5%となり、今後最も成長が期待されるセグメントです。

地域別に、北米市場が最大となり、2020年には全体の51.9%を占め、西ヨーロッパ、アジア太平洋、南米地域がこれに続きます。今後、最も成長する地域は南米と中東で、それぞれCAGR7.6%と6.4%で成長するとみられます。さらに、北米とアフリカが、2020〜2025年のCAGR6.2%と5.5%で成長することが予測されています。

動物用医療機器市場は、小規模なプレーヤーが多数存在しており、上位10社は、2020年に市場全体の58.54%を占めました。市場の主要なプレーヤーは、Covetrus Inc.、IDEXX Laboratories Inc.、Integra LifeSciences Corporation、Mindray Medical International Limited、Midmark Corporationなどがあります。

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