ダイレクトメール広告市場、2025年に463億9680万米ドル到達予想

ダイレクトメール広告市場は、2020年の408億8480万米ドルからCAGR2.6%で成長し、2025年には463億9680万米ドルに達すると予想されています。その後、CAGR0.8%で成長し、2030年には483億5780万米ドルに達すると予測されます。

この歴史的な成長は、新興市場における力強い経済成長の増加、政府の支援策、可処分所得の増加によるものです。さらに、投資の増加、ダイレクトメール広告に関連する利益、印刷市場の成長などによる成長が見込まれます。一方、市場の抑制要因としては、インターネット普及率の上昇とデジタル化の進展が挙げられます。

タイプ別に、市場は、ポストカード、セルフメーラー、レター&エンベロープ、ディメンショナルメーラー、カタログに分類されます。中でも、セルフメーラーセグメントが最も大きく、2020年には全体の36.5%を占めました。今後は、ディメンショナルメーラーセグメントが2020年~2025年の間CAGAR2.8%で最も成長すると予測されます。

エンドユーザー別に、市場は、小売、銀行・金融機関、メディア・エンターテインメント、政府、交通、その他に分類されます。2020年はその他市場が全体の33.8%を占め、最大のセグメントとなりました。

地域別に、2020年には西ヨーロッパ市場が全体の29.6%を占め、アジア太平洋、その他がこれに続きます。今後、最も成長する地域は、東欧とアジア太平洋地域で、それぞれCAGR5.3%と3.0%で成長すると予想されます。次いで、南米と中東が、それぞれCAGR2.7%と2.5%で成長すると予想されます。

ダイレクトメール広告市場へのCOVID-19パンデミックの影響は、他の経済分野に比べ比較的少なく済みました。ロックダウンにより、消費者は家に閉じこもり、その結果、メールを読む時間が増えました。ヴァラシス社の調査によると、34%の消費者が、以前よりもお得な情報を求めてダイレクトメール広告を熟読しており、また、Valasis Consumer Intel Report 2020によると、消費者の75%がパンデミック時にプリンターの広告をチェックして価格を比較しています。ダイレクトメール広告市場は、企業の突然の閉鎖や休業により、2020年の第1四半期と第2四半期の間だけ需要が停滞しました。

市場の主要プレイヤーは、戦略的買収、新製品の発売、施設の拡張を通じて、事業プレゼンスの拡大に注力しています。2020年の市場規模は、上位10社で全体の5.25%を占めており、その主要企業には、RR Donnelley、Quad/Graphics, Inc.、大日本印刷株式会社、Valassis Communications, Inc.、Steel Connect, Inc. (IWCO Direct)が含まれます。

本記事に関するお問い合わせ先:株式会社グローバルインフォメーション
044-952-0102
受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]