自動車用ビジョン業界チェーンの中国市場、フロントビュー単眼カメラは前年比95.6%で急増するも、海外企業による占有続く DMS、CMSなど広い用途での市場で拡大予測

自動車用ビジョン業界チェーンレポート2019-2020

2019年の単眼カメラのフロントビュー市場は、前年比95.6%急増しました。

中国の2019年の新型乗用車には約2300万台のカメラが搭載されており、年率で1.7%増加していることが明らかになりました。

カメラビュ-別では、フロントビューの単眼カメラは前年同期比95.6%増、サラウンドビューカメラは同23.9%増となり、リアビューカメラ、サイドビューカメラは、ともに減少しました。

フロントビュー単眼カメラ市場では、Bosch、Continental、Aptiv、Denso、Valeo、Veoneer、ZFなどの海外のTier1企業が市場の90%以上のシェアを占めているため、中国のビジュアルADAS(先進運転支援システム)を扱う企業の入り込む余地がなく、代わりに、サラウンドビューカメラ、リアビューカメラ、商用車ビジョンADASなどその他市場に注力しています。

カメラは、DMS(ドライバーモニタリングシステム)、CMS(カメラモニターリングシステム)、両眼立体視、三焦点、ナイトビジョンなど、自動車の幅広い用途を開発し、自動車視覚の市場を拡大しています。2020年3月には、Waymoが車体全体に29台のカメラを配置し、重複した視野から500メートル先の道路標識を見ることができる第5世代の自律走行システムを発表しました。

ドライバーモニタリングシステム(DMS

欧州委員会は、道路でのより安全な運転のために、自動車の救命技術搭載を義務付けるEU規則を承認しました。すべての新車に搭載が義務付けられている先進システムは、インテリジェント・スピード・アシスタンス、アルコール・インターロック、運転者の眠気・注意力低下警告、運転者の注意散漫警告、緊急停止信号、逆走検知、イベント・データ・レコーダー(ブラックボックス)です。これらの技術やシステムの多くは、新型車では2022年5月から、既存車では2024年5月から搭載が義務化される予定です。

過去1年間で、主要なTier1企業と多くのビジュアルADASスタートアップがDMSを開発しており、中でもEyeSightは、2005年に設立された最も先進的なイスラエルのスタートアップであり、ドライバーの監視、動作認識、ユーザーの知覚と分析技術を提供しています。

2019年11月21日、Eyesightは同社の「Driver Sense」と「Fleet Sense」の新機能を発表しました。これは、ドライバーを監視し、携帯電話の使用や喫煙などによる注意力散漫を検知するもので、同社の既存の注意力散漫検知・眠気検知機能に追加され、事故の防止に有効になっています。

2020年4月、Eyesightは車内センシングソリューションのプラットフォームをアップグレードし、フェイスマスクを着用しているドライバーが運転中に注意散漫になったり、疲労を感じたりした場合にも検知を可能にしました。同社は、マスクや保護ゴーグル、サングラスを着用しているときのドライバーの運転中の行動を追跡できる一連のAIアルゴリズムを開発しました。同社の「Driver Sense」と「Fleet Sense」は、赤外線センサーを活用して、あらゆる照明条件下でも、頭の位置、目の開き具合、瞳孔の拡張、まばたきの回数、視線の方向を分析し、ドライバーの運転中の行動を把握することができます。

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