中国金融リース市場、当局の規制により減少に転じるも、市場の標準化で関連事業の成長が見込まれる

金融リースは、実体経済を活性化させ、企業が遊休資産を利用して負債を減らす直接的な方法です。近年のブームに伴い、参入者が増えてきています。中国の金融リース会社は2019年には1万2130社となり、2006年の353社から2.91%増加し、CAGR51.6%を維持しています。金融リース契約残高は6兆6540億元となり、早期高度成長からの急伸から転じたものの、業界が平準化したことを示しました。中国銀行および保険規制委員会が2020年1月8日に「金融リース会社規制中間弁法(公開草案)」について広く意見を求めたことを受けて、金融リース業界の統一した監視が実施されることで、特に統一的な規制がなかった商業リースに打撃を与えることになると思われます。試算では、中国の金融リース会社数は急落するものの、市場の標準化が進むことで、関連事業は着実に成長するとみられます。中国の金融リース取引額は2026年には13兆1600億元になると予測されています。

当局の規制によって、中国の金融リース機関は、金融リース、国内資金、外資の3つのタイプに分類され、デビューと開発の時期、承認機関、会社の性質、規制の程度、業務範囲などが大きく異なります。

金融リース:2019年、中国銀行規制委員会(CBRC)が承認した国内企業70社のうち、新会社(CRRC Financial Leasing)の承認は一社にとどまりました。

国内資金調達:2019年、自由貿易区(天津を除く)では、規制制度の変更や当局の調整により、金融リースのパイロット事業を運営する国内企業の承認がほぼ停止されました。この年の中国の金融リース会社は合計403社となり、2018年の397社に対して6社、1.51%の増加となりました。

外資系:2019年、外資系金融リース会社は天津、広東省、上海、遼寧省、陝西省地区で1万1657社に達し、2018年と比較して346社(2.97%)増加しました。

2019年の中国の金融リース会社、資本金上位50社の中で、天津望海リース有限公司は220億1100万元で首位に立ち、ICBC金融リースは180億元、平安国際金融リースは132億.4100万元でそれぞれ2位と3位に急上昇しました。

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