宇宙観光・旅行市場、2030年までに市場規模は79億米ドルに到達し、4万1000人の旅行者を宇宙に送り出す計画

サブオービタルツーリズム(軌道下観光)、オービタルツーリズム(軌道上観光)、パラボリックフライト(放物飛行)は2021年の供給状況の進展に伴い需要が拡大

宇宙観光・旅行の市場規模は、2030年までに累積売上高が79億米ドルに達すると予測されています。同市場は、2021年後半のVirgin Galactic社とBlue Origin社のサブオービタルツーリズムの打ち上げとともに加速すると思われます。映画スターや富裕層が5500万米ドル以上の費用を支払って利用する視認性のオービタルツーリズムが累積的に高い収益を上げる一方で、より地味な印象のパラボリックフライトツーリズムは、宇宙に行くことを夢見るお金を持たない宇宙愛好家にゼロGの乗り物を提供します。

COVID-19に対する開発が遅れている一方で、宇宙観光・旅行市場は拡大し続けています。特に今年のSpaceX社のコマーシャルクルーの打ち上げ後、この技術に対する信頼感は高まっています。しかしながら、市場が真に軌道に乗り始めるには時間がかかると予測されます。

Virgin Galactic社とBlue Origin社はサブオービタル市場をリードしており、この市場が確かなものであることを見極めようと、多くの視線が彼らに注がれることになります。 しかし今年、民間ロケットがISSへのクルーミッションを打ち上げた際には、オービタルでの飛行が主導権を握る可能性があると指摘されました。希望的観測としては、多くの需要があれば、スペースツーリズムの限界はじき無くなるということです。

宇宙を安全で信頼できる観光地と感じられるほど、現時点で宇宙旅行に乗客を送り出すことは出来ていません。宇宙観光・旅行が頻繁に旅行を提供するようになれば、需要はさらに伸びると考えられます。

2021年のサブオービタルツーリズムで準備ができているのは、現在発射装置と機体をベースにしたモデルだけです。バルーンベースの打ち上げは、2023年までに運航を開始する予定があり、TRL(技術成熟度)を改善する必要があります。数十年前から存在しているパラボリックフライトには、もう一つの役割があります。それは、一回のフライトが劇的に安く、価格が手頃で、より身近であることです。しかし、現実には、これらのサービスを提供しているプレイヤーは、ほんの一握りであり、金額に見合った価値をゼロGフライトが提供しているとしても、収益を上げる主要市場としての宣伝が十分にされていないのが現状です。

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