クラウドマネージドサービスの市場規模、2025年に888億5,000万米ドルに到達見込み

クラウドマネージドサービス市場は2019年に364億7,000万米ドルに達しました。同市場は2020年から2025年の予測期間に16%のCAGRで成長し、2025年に888億5,000万米ドルに到達すると予測されています。ビジネスプロセス関連の運用コストやインフラコスト削減の必要性が高まり、今後クラウドマネージドサービス需要の増加が見込まれています。カスタムメイドのサービスを利用することで、業務の拡大ならびに縮小が簡単にできるようになります。信頼性と拡張性といった要件が厳しくなるにつれ、クラウドマネージドサービスの必要性がさらに高まると予想されています。

アメリカ赤十字社、Netflix、Rovioなど、様々な組織がSoftware-as-a-Service (SaaS)アプリケーションやその他のクラウドベースサービスを利用するようになり、需要が高まっています。モバイルデバイス普及率の増加や複数の組織におけるBYOD(個人所有の機器の持ち込み)傾向の浸透に伴い、デバイスの利用やセキュリティ上の管理が必要になり、クラウドマネージドサービス市場の需要を促進すると予測されています。従業員の約67%が個人所有デバイスを仕事に利用すると見込まれており、クラウドマネージドサービス市場の成長をさらに促進する可能性があります。しかし、クラウドのプライバシーに関する懸念が市場の成長抑制因子なると考えられています。

クラウドマネージドサービスは、世界中の企業によるクラウドサービスの急速な導入によって推進されています。柔軟性の高いpay as you goモデル(従量制)の導入が進み、中小企業はクラウドサービスの最も有望な消費者となりました。そうした企業によるクラウドサービスの継続的な採用増加に伴い、クラウドマネージドサービス市場は、今後も高成長を遂げる見込みです。

北米の強力な財政状態は、先進ソリューションや技術に多額の投資を可能にし、同地域の市場に競争力をもたらしています。米国には、IBM Corporation、CenturyLink Inc、Cisco Systems, Incなど、主要なクラウドマネージドサービスベンダーが存在しています。Google や Microsoft などの大手 IT 企業が、効率性を高め、業務を合理化するためにビッグデータソリューションの展開に注力するなど、同地域ではクラウドマネージドサービスの採用が進んでいます。IBMは、ビッグデータと人工知能に焦点を当てたWatsonに10億米ドルの投資を行いました。これにより、クラウドマネージドサービス市場の成長を牽引すると期待されています。

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