肥満手術市場、肥満人口の増加および2型糖尿病と心疾患有病率の上昇が市場の成長を促進

肥満手術市場は、2024年までの予測期間中に5.6%のCAGRで推移すると予測されています。

肥満人口の増加、および2型糖尿病と心疾患有病率の上昇が肥満外科市場の成長促進要因と考えられています。世界保健機関(WHO)によると、2016年に18歳以上の成人のうち、19億人以上が過体重であり、そのうち6億5000万人以上が肥満でした。これは、世界の総人口のうち、約3分の1が過体重であることを意味します。この現象は、都市化、貧しい食生活、運動の欠如が原因と考えられます。とりわけ、米国は子供と若年成人の肥満の割合が最も高く、約13%に上ります。肥満率が世界的に高まっているため、肥満手術件数の増加が予想され、肥満手術デバイス市場の成長を直接的に促進すると見込まれています。糖尿病の有病率、手術の保険適用範囲、政府のイニシアチブなどが、同市場の成長を牽引しています。

補助装置セグメント:閉塞デバイスで高い成長率の予想

閉鎖デバイスは、外科手術中に組織を再結合し、トロカールによって作られた切開部分を閉じるために使用されます。腹腔鏡下ポートクロージャーデバイスは、肥満手術下の患者のポート部位を正常かつ安全に閉鎖します。

こうしたデバイスは、非常に小さな切開部を即座に閉じる必要がある低侵襲手術で広く使用されており、市場の成長が見込まれています。低侵襲外科手術件数は毎年増加傾向にあり、市場の成長を支えています。たとえば、米国では毎年200万件を超える腹腔鏡検査が行われています。腹腔鏡を用いた検査や手術は、小さな切開部から挿入できるよう設計された専用の器具で行われます。したがって、腹腔鏡手術件数の増加は、閉鎖装置の使用機会の増加につながります。

地域別予測:最大シェアを占める北米が今後も市場を支配

北米は予測期間中、肥満手術市場を支配すると予想されます。これは、地域全体の肥満人口の増加によるものです。また、同地域においてより優れたヘルスケアインフラストラクチャの利用が可能なこと、そして肥満手術への意識の高まりも肥満手術市場の成長を後押しすると考えられています。北米地域では、米国が最大の市場シェアを保持しています。

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