グリーンデータセンターの市場規模、2026年に1403億米ドル到達予測

グリーンデータセンターの市場規模は、2020年の492億米ドルからCAGR19.1%で成長し、2026年には1403億米ドルに達すると予測されています。グリーンデータセンターは、このソリューションを導入するさまざまな企業の注目を集め、拡大しています。企業はコスト削減のために、IT運用において環境に配慮した取り組みを始めており、なかでもグリーンデータセンターは最も一般的な取り組みとなっています。グリーンデータセンターは、UPS、サーバー、冷却システムなどのエネルギー効率の高いコンポーネントで構成されています。

COVID-19がグリーンデータセンター市場に与える影響

COVID-19の流行に伴い、さまざまな業界の企業がデジタルトランスフォーメーションを加速させており、新常態への適応を支援するテクノロジーに注目しています。ハイパースケーラーは、在宅勤務によるクラウドサービスの急増に常に対応しています。企業の支出に占めるクラウドの割合は、長年にわたって上昇傾向にあり、その加速率は急上昇することが予想されています。さらに、ハイパースケール企業は、常にデータセンターの効率化に取り組んでいます。米国での最近の調査によると、2010年から2018年の間に、コンピューティング量が550%増加したにもかかわらず、データセンターで使用されるエネルギー量はわずか6%しか増加していないことが明らかになりました。ハイパースケールのほとんどがクラウドサービスの急激な増加に対応しており、エネルギー効率の高いデータセンターソリューションを使用することが期待されています。

データセンターはエコシステムの一部であり、そのサービスに対価を支払う顧客をサポートしています。COVID-19パンデミックで業界が打撃を受けることにより、一部のデータセンターも影響を受けました。サーバーを物理的に移動させたり、建物を閉鎖したり、新しいデータセンターを設けることは、COVID-19の制限により非常に複雑になります。

牽引要因:主要ベンダーによるECOモードの提供

ECOモードは、最もエネルギー効率の高いUPSの動作モードです。このモードでは、最大99%の効率を提供することができます。ECOモードでは、生の主電源であるバイパスラインが負荷に電力を供給します。インバータは電源を供給しますが、メインラインが許容範囲内にある限りオフの状態が続きます。ECOモードの主な利点は、バイパスラインの効率が向上することです。大手ベンダーによるUPSの開発は、様々な業種のグリーンデータセンターの採用を促進しています。

抑制要因:既存インフラへの高額な投資

エネルギー効率の高いグリーンデータセンターを構築するための初期投資は、従来型のデータセンターよりも高額です。企業は、長期的な節約により初期投資を回収できるにもかかわらず、すでに既存の従来型データセンターがある場合には、グリーンデータセンターに巨額な投資をすることに消極的です。

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