IoTセンサーの市場規模、2026年に296億米ドル到達予想

IoTセンサーの市場規模は、2021年の84億米ドルからCAGR28.6%で成長し、2026年には296億米ドルに達すると予想されています。コスト削減や小型化によるIoTアプリケーションでのセンサー使用の増加、技術の進歩、3GPP Release 13およびRelease 14仕様の導入などがIoTセンサー市場の成長を促進する主な要因となっています。インターネットの普及率の伸びと、コネクテッドデバイスやウェアラブルデバイスの高い需要が、IoTセンサー市場の成長を促進する要因となっています。

COVID-19がIoTセンサー市場に与える影響

COVID-19の発生は、IoTセンサー市場の成長に深刻な影響を与えています。世界各地でウイルスが蔓延したことにより、主要な産業・商業分野向けの2020年度のIoTセンサーの売上高は10%から15%減少しました。新規プロジェクトの減少、生産設備の一時的な停止、原油価格の低下などは、IoTセンサー市場の成長を抑制する原因となっています。また、短期的なサプライチェーンの混乱も主要地域の市場成長に影響を与えました。

牽引要因:IoTアプリケーションでのセンサーの使用の増加

センサーのサイズが急速に縮小され、微小電気機械システム(MEMS)技術の採用が進んだことにより、センサーは自動車、ヘルスケア、一般商品などに応用されるようになりました。このことが、センサー市場全体の成長に大きな役割を果たしています。この5年間で、スマートフォン、ドローン、ウェアラブル、ロボットなどの機器に、より小型のセンサーが導入されています。

抑制要因:データセキュリティへの懸念

IoTの秘める可能性は多大な反面、IoTデバイスに関連するデータのプライバシーとセキュリティに関する懸念があります。IoTは完全にデータドリブンです。IoTに対応したデバイスやセンサーは、1秒間に膨大な量のデータを生成します。企業や組織は、さまざまなセンサーを使ってこのデータを監視し、データに基づいた意思決定を行います。リアルタイムのビジネスプロセスにおいて機械で生成されたデータへの依存度が高まるにつれ、データの信憑性や、データを収集するデバイスのセキュリティ、回復力、信頼性を確保することが必要になってきます。IoTでは多数のデバイスが接続されるため、マルウェアの侵入口がより分散化されてしまいます。IoTデバイスのセキュリティが不十分であれば、サイバー攻撃者がネットワーク内の他のデバイスに被害を与えるためのエントリーポイントとして使用する可能性があります。

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