接着剤およびシーラントの市場規模、2025年に800億米ドル到達見込み

接着剤およびシーラントの市場規模は、2020年の632億米ドルからCAGR4.8%で成長し、2025年には800億米ドルに達すると予測されています。これは、医療業界における接着剤の需要増加、建築・建設業界における接着剤およびシーラントの需要増加、家電業界の成長などにより牽引されています。

COVID-19の接着剤およびシーラント市場への影響

COVID-19は、自動車分野に多大なマイナスの影響をもたらしました。米国、ドイツ、英国、イタリア、韓国、スペイン、日本などの主要先進国が影響を受けています。ボストンコンサルティンググループの調査によると、自動車市場の欧米での売上がCOVID以前の水準に回復するのは、早くても2023年と予測されています。また、建設業においても、社会的な距離を置く措置、サプライチェーンの混乱、労働力不足などにより、多くの国で建設活動が停止しており、負債が多く、手元資金が少ない建設会社は、資金繰りの危機に直面しています。一方で、パンデミックの影響により、仮設病院や検疫所の建設は増加しました。

牽引要因:建築・建設業界での接着剤およびシーラントの需要増加

中国、インド、インドネシア、ベトナム、ブラジル、メキシコなどの発展途上国では、人口増加と都市化が住宅建設分野を牽引しています。これらの国々では、恒久的な住宅への需要が高まっており、接着剤およびシーラント剤の需要を促進しています。建設業界では、カーペット、タイル、壁紙、外断熱システムなど、さまざまな用途に接着剤およびシーラント剤が使用されています。また、接着剤およびシーラントは、カーテンウォールパネルや断熱ガラスユニットを固定するためにも使用されます。したがって、建設業界における接着剤およびシーラント剤の需要の増加は、市場の重要な牽引要因となっています。

抑制要因 北米および欧州の環境規制

北米や欧州では、化学製品や石油製品の生産に関する環境法が厳しく規制されています。これらの地域では、エポキシ樹脂委員会(ERC)や欧州委員会(EC)などの機関が、溶剤系製品の製造を管理しています。この規制は、欧州や北米地域のメーカーの生産にマイナスの影響を与えています。

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