心血管インターベンションデバイスの市場規模、2025年には212億米ドルに到達予測 冠動脈疾患は米国で最も一般的な心臓病

心血管インターベンションデバイスの市場規模は、2020年の138億米ドルからCAGR8.9%で成長し、2025年には212億米ドルに達すると予測されています。これは、高齢者人口の急速な増加とそれに伴う冠動脈疾患の有病率の増加、新製品や先進製品の承認、糖尿病の罹患率の上昇が主な要因となっています。一方、代替治療法の利用可能性、製品の故障やリコールが予測期間中の市場成長を抑制する主な要因となっています。

Covid -19の心血管インターベンションデバイスへの影響

COVID-19の発生は、心血管インターベンションデバイスを含む医療機器業界のあらゆる側面に影響を与えています。過去6カ月間、心臓病科では救急・OPD(One Patient Detailing)サービスが利用できるにもかかわらず、病院への患者の受診数が大幅に減少しています。全国的なロックダウンやソーシャルディスタンスによって、患者の来院数が大幅に減少しています。そして、心血管インターベンションデバイスの売上はさらに減少しています。心血管インターベンションデバイス市場の大手プレーヤーの多くは、2020年の第2四半期と第3四半期の売上高を減少させています。

牽引要因:冠動脈疾患の有病率の高まり

米疾病対策予防センター(CDC)によると、冠動脈疾患(CAD)は米国で最も一般的な心臓病の一種であり、2017年には36万5914人が死亡しています。また、CDCは現在、米国では20歳以上の約1820万人がCADに罹患していると推定しています。英国心臓財団によると、2020年6月現在、英国では230万人がCADとともに生活し、17万人が心臓や循環器の病気で亡くなっています。この膨大な患者数と死亡率の高さから、今後数年で心血管インターベンションデバイスの需要が高まることが予想されています。

糖尿病や高血圧などの危険因子もまた、介入型心臓病治療装置の需要を煽っています。糖尿病の人は、冠動脈性心疾患のリスクを高める他の疾患を持っている可能性があります。時間の経過とともに、高血糖は心臓を制御する血管を損傷します。国際糖尿病連盟(IDF)によると、世界的に糖尿病に苦しむ人の数は、2019年の4億6300万人から2045年には7億人に達すると予想されています。米国だけでも毎年150万人のアメリカ人が糖尿病と診断されています。糖尿病の有病率の増加は、主に老齢人口の増加に起因しています。つまり、米国ではすべての60歳以上の老人の25%が糖尿病に苦しんでいるという計算になります。

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