クラウドサービスブローカーの市場規模、2025年に129億米ドル到達予測

クラウドサービスブローカー(CSB)の市場規模は、2020年の59億米ドルからCAGR16.8%で成長し、2025年には129億米ドルに達すると予測されています。世界中の多くの企業がITインフラのクラウドへの移行、事業継続性の向上、IT運用の改善を計画しているため、CSB市場はCOVID-19以降も成長を続けると考えられます。APAC(アジア太平洋地域)ではテクノロジー関連の支出は増加しているものの、COVID-19パンデミックによる影響は避けられません。

COVID-19によるCSB市場への影響

様々な業種の企業が、従業員の福利厚生と業務効率の維持のために在宅勤務モデルを採用しており、クラウドベースのソリューションの需要が急増しています。クラウドベースのソリューションを利用してITインフラを整備する企業が増えているため、CSBソリューションの需要は今後も拡大していくでしょう。

推進要因:ベンダーロックイン回避の必要性の高まり

サーバーインフラをクラウド上に展開することは、顧客が特定のサービスプロバイダーにロックインされるリスクを伴う可能性があります。ベンダーロックインの恐れは、クラウドサービス導入の大きな抑制要因として挙げられます。さらに、クラウドサービスの移行は複雑であるため、面倒なプロセスを避けるために特定のプロバイダーに留まる顧客も存在します。マルチクラウドシステム管理の登場により、ベンダーは高度に標準化されたクラウド環境の助けを借りて、ロックインを回避することができます。ベンダーロックインを回避するためには、エンドユーザーが選択したアーキテクチャが異種クラウド上で実行可能であることを確認する必要があります。また、クラウド上で利用可能なデータは、別のクラウドに簡単に移行することができます。複数のクラウドサービスプロバイダーの出現により、市場の競争は激化しており、エンドユーザーは数多くの選択肢の中からプロバイダーを選ぶことができます。企業は、アプリケーションを異なるプロバイダー間で移植できる柔軟性を確保する必要があります。エンドユーザーは、ベンダーロックインを避けるために、さまざまなソースのクラウドサービスを選択しています。CSBは、重要なリソースのコントロールを損なうことなく、マルチクラウド環境やハイブリッド環境の管理を簡素化し、ベンダーロックインに対処します。

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