建設機械市場、COVID-19パンデミック後の医療施設、研究所、海運・物流など、インフラ需要に期待

建設機械の市場規模は、2020年の1693億米ドルからCAGR3.9%で成長し2025年には2050億米ドルに達すると予測されています。住宅プロジェクトの需要増加につながる急速な都市化が、建設機械市場を後押しすると予想されています。インフラプロジェクトやメガ建設プロジェクトの増加は、建設機械の需要をさらに促進すると予想されています。

COVID-19の建設機械市場への影響

建設業界は、COVID-19パンデミックの影響で、オーナー、デベロッパー、請負業者、下請け業者、サプライチェーンベンダーなど、深刻な影響を受けています。影響の性質は、地域やインフラプロジェクトによって異なります。中国、英国、インドでは建設活動が数ヶ月間停止しており、これにより様々な建設プロジェクトが停止しています。そのため、2020年の建設生産高はCOVID-19パンデミックの影響で減少すると予測されています。

中国やイタリアなど各国の企業が生産を停止したことで、鉄鋼からセメントまで幅広い資材の生産が激減しています。中国製の商品や資材に依存している建設業者は、建設資材の不足によるコスト増に直面し、プロジェクト遂行の遅れにつながることが予想されます。その結果、価格の上昇や中止案件の増加が見込まれます。また、公共交通機関の制約により、プロジェクトの納期が遅れております。このため、COVID-19パンデミックによる世界的な建設プロジェクトの遅延やキャンセルが建設機械の需要に影響を与えています。しかし、今後、政府による大規模投資により、建設部門を活性化させる計画が立てられており、ロックダウン解除後の新規建設機械の需要が増加すると予想されています。

牽引要因: COVID-19パンデミック後のインフラ投資の増加

建設業はCOVID-19パンデミックの影響を大きく受けた産業の一つです。建設機械の売上高は世界的に減少しています。建設機械メーカーに影響を与えている要因は、インフラ、住宅、商業、産業建設、鉱山・井戸建設、機関投資などです。特に、米国、英国、中国、インドなどの国が大きな影響を受けています。しかし、病院などの医療施設、研究所、海運・物流インフラなどの需要は依然大きく、建設業などセクターを超えて緩やかな再開活動が始まっている国も見受けられます。これは、近い将来、建設機械の需要にプラスの影響を与えると予想されます。

抑制要因:建設機械案件のディールバリューの低下

COVID-19パンデミックは建設業界に様々な課題をもたらしており、進行中のプロジェクトを妨げ、世界的に新規インフラ投資を減少させると予想されています。パンデミックからの回復の不確実性は投資家の信頼を妨げ、建設機械の販売に影響を与えています。COVID-19パンデミックの影響により、世界の建設業界は投資の減少に直面しています。このことは、建設機械の販売に影響を与え、短中期的な成長を阻害することが予想されます。

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