マイクロインバーターの市場規模、2025年までの年平均成長率は20.8%の見込み

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「マイクロインバーターの世界市場・COVID-19の影響 (~2025年):提供区分・通信技術・タイプ・電力定格・接続タイプ・販売経路・用途 (住宅・商業用・PV発電所)・地域別」 (MarketsandMarkets) の販売を12月10日より開始いたしました。

マイクロインバーター市場の成長を後押しする主な要因には、住宅用アプリケーションにおける需要の増加、遠隔監視機能など固有の利点に関する認知度の向上、再生可能エネルギーへの投資の増加、再生可能エネルギーの採用を奨励する政府のイニシアティブなどがあります。

COVID-19:今後数年でマイクロインバーターの需要が減少する

ロックダウンにより家庭における電力需要は増加しているものの、電力消費に占める商用・産業用エンドユーザーの割合は依然として大きいでしょう。このため、全体としての発電容量は減少することになります。また、現在進行中のパンデミックにより、いくつかの国々で太陽光発電所の発電が停止されています。これもまたマイクロインバーター需要が減少する要因のひとつとなるでしょう。

拡大要因:従来のソーラーインバーターと比較した場合の技術的優位性

マイクロインバーターの主な利点は、各パネルの分散制御により、系統全体としては堅牢で一貫した電力の流れを維持できることです。この理由からエンドユーザーの間でマイクロインバーターの人気が高くなっています。マイクロインバーターがソーラーパネルと一緒に導入されるケースが増えています。

障壁:設置コストとメンテナンスコストが高い

マイクロインバーター市場を抑制している大きな要因の一つは、設置やメンテナンス時に発生するコストです。太陽電池パネルの枚数が多くなればなるほど、設置するマイクロインバーターの台数が多くなり、コストが高くなるという問題があります。また、トラブルが発生した場合には、技術者が屋根の上に乗ってソーラーパネルを丸ごと取り外さなければなりません。これらは、エンドユーザーがこの技術を採用することを制限している要因の一つです。

成長機会:政府の奨励金制度による太陽光発電の設置数の増加

発電と利用の両面で太陽エネルギーの活用が急速に拡大しており、結果として世界各地で様々な用途の太陽光発電設備の設置数が増加しています。SolarPower Europeが発表したレポート「Global Market Outlook for Solar Power/2020-2024」によると、2019年には合計16カ国で1GW以上のソーラーパネルが設置されました。これは2018年の設置数11基を5つ上回る数字です。

課題:マイクロインバーターのメーカーへの価格圧力

太陽光発電システムは世界的に需要が増加しています。従来の系統電力への依存度を減らすためグリーン電力の利用が増えているからです。一方で太陽電池モジュールの価格は低下しており、マイクロインバーターがモジュール設置コスト全体に占める割合が大きくなっています。その結果、マイクロインバーターのメーカーには価格低下圧力がかかってくるでしょう。各メーカーは値下げ要請に対応するため、低価格帯製品を開発し、利幅を圧縮することになります。こうした背景から、近い将来、マイクロインバーターの単価は下落すると予測されています。

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