血液凝固分析装置の市場規模、2025年には50億米ドルに到達 心血管疾患や高齢者人口の増加に起因

血液凝固分析装置市場は、2020年の38億米ドルから2025年には50億米ドルに達し、CAGR5.7%で成長すると予測されています。インド、中国、ブラジルなどの新興国は、業界のプレーヤーに幅広い機会を提供すると予想されています。さらに、心血管疾患や血液疾患の有病率の増加、高齢者人口の増加が、数年でこの市場の成長をさらに後押しすると予想されています。

プロトロンビン時間検査部門が最大シェア

プロトロンビン時間検査が、検査部門で最大シェアを占めました。この成長は、血液が固まるまでの時間を測定するプロトロンビン時間検査の利用率が高いことに起因すると考えられます。これらの検査は、機械式心臓弁、心室補助装置、慢性心房細動、下肢深部血管の静脈塞栓症と血栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓症など、患者のモニタリングに使用されています。

臨床検査部門が市場を独占

エンドユーザー別に見ると、臨床検査室、病院、その他のエンドユーザーに分けられます。2019年は、臨床検査部門が最大のシェアを占めています。これは、これらの施設で大量の血液凝固検査が行われていることに起因していると考えられます

アジア太平洋地域は最も高い成長率

アジア太平洋地域の同市場は、今後数年間で高いCAGRで成長すると予想されています。これは、血液関連疾患の罹患率・有病率の上昇、医療インフラの改善に向けた政府の取り組み、一般的な手術件数の増加、研究活動の増加などに起因しています。また、日本、中国、オーストラリアなどでは、高齢者人口の急速な増加(それに伴うタラセミア、鎌状赤血球貧血、白血病の増加)や医療インフラの整備が、今後の市場成長を支えていくと予想されています。

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