衛生陶器の市場規模、新型コロナの影響で2020年には縮小するも2025年には446億米ドルに達し、CAGR6.8%で成長予測

衛生陶器の市場規模は、2020年の321億米ドルから2025年までに446億米ドルに達し、CAGR6.8%で成長すると予測されています。発展途上国の政府による取り組みと、中流階級の人々のライフスタイルや購買力の変化が、市場を牽引しています。

商業用用途の成長が加速

用途別では、市場は商業用と住宅用に区分されています。商業用部門はさらに、ホスピタリティ、オフィス、工業、公共機関・小売に分類されています。住宅用用途は、一戸建てと集合住宅に分類されます。商業用部門で使用される衛生陶器は、頻繁に交換され、使用個数が多いため、高い成長を記録すると予測されています。ホスピタリティは市場の次なる最大部門です。ホテル、リゾート、別荘での高級セラミック製衛生陶器の需要の増加は、この部門の市場成長を支える主な要因となっています。

トイレの流し台・水回り部門は急成長する

トイレの流し台・水回り部門は、最も急成長している市場と予測されています。タイプ別では、最も基本的な衛生陶器であるトイレの流し台・水回りが最も一般的に使用されています。発展途上国政府による、衛生環境への利便性の改善と、衛生状態を維持するための取り組みが、この成長の主な要因となっています。さらに、ワンピース(タンクと便器一体型)、ツーピース、EWC(トイレ用手すり)、壁掛けクローゼットなどに分類されています。トイレの流し台・水回りセラミック衛生陶器は、すべての用途で非常に高い需要があります。

APACが最大のシェアを占める

APAC(アジア太平洋地域)は衛生陶器市場で最大のシェアを占めると予測されています。この地域の人口増加とインフラ整備により、様々な用途でのセラミック製衛生陶器の使用が増加しています。産業部門への多額な投資に伴う経済成長の拡大が市場の成長を後押ししています。

COVID-19による経済危機のため、衛生陶器市場は2020年には縮小すると予想されています。世界のほとんどの国でロックダウンが発生しているため、主要な建設プロジェクトが保留されています。これらのプロジェクトは、各国での封鎖の終了後に再び操業を開始すると予想されており、現在進行中、あるいは今後の建設プロジェクトが市場成長を支えると予想されています。

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