サーボモータとドライブの市場規模、2025年には168億米ドルへ、CAGRも4.0%で成長すると予測

サーボモータとドライブの市場規模、2025年には168億米ドルへ、CAGR4.0%で成長すると予測

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「サーボモーターおよびドライブ市場 – 提供品目(ハードウェア、ソフトウェア、サービス)、製品種、システム、定格電圧、通信プロトコル、制動技術、構造素材、利用業種、地域別:2025年までの世界市場予測」 (MarketsandMarkets) の販売を6月3日より開始いたしました。

サーボモータとドライブ市場は、2020年の139億米ドルから2025年には168億米ドルに達し、CAGR4.0%で成長すると予測されています。市場の成長の主な要因は、工場における自動化の進展、モータ効率の国際標準の採用、モータおよびドライブ用のモーションコントロールライブラリおよびパッケージの開発、自動車の生産量の増加などがあります。

ハードウェア部門が大きなシェアを占める

オファリングの中でも、ハードウェア部門が大きな市場シェアを占めました。この部門の成長は、同じく構成部品であるサーボモータとドライブコンポーネントが広く使用されていることに起因する可能性があります。クラウドコンピューティング、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)などの技術の実装の増加に伴い、産業オートメーションの急速な成長と進歩が、サーボモータとドライブの市場成長を後押ししています。さらに、低慣性で革新的なサーボモータの開発により、市場を牽引することが期待されています。

ロータリー部門が、システムの中で最大のシェアを占める

2019年のサーボモータとドライブ市場では、ロータリーシステム部門が大きなシェアを占めています。回転式サーボモータは、どの位置でもすべての磁石と巻線の相互作用を可能にします。その結果、リニアサーボモータと比較して、ロータリーサーボモータの設置コストが低くなりました。ロータリーサーボモータは、高分解能の精密フィードバック、低エネルギー消費、高応答、高トルク密度などの利点を提供します。そのため、食品加工、包装、ヘルスケア、輸送産業での用途に有用です。また、合理的な仕様変更が可能なカスタマイズロータリサーボモータの採用率が高く、様々な業界での普及が進んでいます。

永久磁石ブレーキ技術が、最大のシェアを占める

永久磁石部門が、ブレーキ技術で最大のシェアを占めました。永久磁石ブレーキは小型軽量であるため、サイズ密度あたりのトルクが大きく、ピックアンドプレースロボットなど、バックラッシュがゼロを必要とする作業や、製薬・ヘルスケア業界の用途で高い有用性を発揮しています。また、自動車・輸送、医薬品・ヘルスケア、繊維、包装などの業界での永久磁石ブレーキの使用が増加しており、市場の成長を後押ししています。

通信プロトコル別では、フィールドバス部門が最大のシェアを占める

2019年の市場では、フィールドバス部門が最大のシェアを占めました。フィールドバスは、スター型、リング型、デイジーチェーン型、ブランチ型、ツリー型など、さまざまなネットワークトポロジをサポートしています。フィールドバスは、1本のケーブルを介して通信するため、配線が削減され、ネットワークの高速化につながるというメリットがあります。フィールドバスプロトコルの例としては、INTERBUS、FOUNDATION Fieldbus、PROFIBUS、MODBUS、CC-Link、DeviceNet、CANopenなどがあります。

産業別では、自動車・運輸業界が最大のシェアを占める

産業別にみると、自動車・運輸業界が最大のシェアを占めています。サーボモータとドライブは、燃料噴射システム、アンチロックブレーキシステム、クルーズコントロールシステム、ペダルシステムなどの様々な自動車制御システムで使用され、車両の速度を制御しています。サーボ機構を有するモーションコントロールシステムは、自動車のボディ塗装、車両の組み立て、マテリアルハンドリング、自動搬送車(AGV)のシャシーマリアージュシステム、組立プレスなどの製造工程でも使用されています。サーボモータや駆動装置は、自動車の性能向上を目的とした様々な改革の中心となっています。

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