接着剤およびシーラントの市場規模、2021年には668億米ドルへ Covid-19の影響が今後の市場成長率を押し下げる見込み

接着剤・シーラントの市場規模は、2019年の635億米ドルから2019年には668億米ドルに達し、CAGR2.6%で成長すると予測されています。紙・包装、医療・衛生、一般消費・DIY、建築・建設など、様々な用途での接着剤・シーラントの使用が増加していることが、業界の成長を牽引しています。

エマルジョン樹脂は、最大シェアを占めると推定される

エマルジョン接着剤は、PVA、VAE、アクリルなどの樹脂を水中で乳化・重合して製造されます。エマルジョン接着剤は、一般に溶剤を含まないため、引火性がなく無毒です。これらの接着剤は、主に紙、布、木材などの多孔質材料に適し、用途としては、紙・包装、医療・衛生、木工、建築・建設、自動車・輸送などの様々な目的で使用されています。

アクリル系ポリマーエマルジョンは、市場の最大かつ急成長の樹脂タイプになると予測されます。環境に優しく、接着剤のせん断力、タック力、剥離力のバランスが適切に保たれています。環境に配慮した規制が進んでいることからも、同市場の成長が期待されています。

急成長中の医療・衛生分野

接着剤・シーラント業界は、紙・包装、建築・建設、木工、一般消費・DIY、自動車・輸送、皮革・履物、組み立てなどに分類されています。医療・衛生分野は、PPE(ポリフェニレンエーテル)、医療用品、マスク、人工呼吸器、ろ過装置、個人用衛生用品、紙製品の需要の増加により、最も高いCAGRで成長すると予想されます。

APAC(アジア太平洋地域)は最大のシェアを占める

APAC市場は、中国、日本、インド、韓国、およびその他のAPAC地域に分類されています。APACは、医療・衛生用接着剤のための有利な市場であり、今後5年間で最高の成長が予測されます。

今後2年間は医療機器メーカーだけでなく、医療用接着剤メーカーにとっても重要な機会となることが期待されています。多くの医療機器メーカーは、低い製造コストを利用するため、同地域に製造拠点を置いています。

さらに、より良い医療システムへの需要により、APACは大いなる成長の可能性を秘めています。この危機的状況の中で、医療機器とヘルスケアサービスの有効性を高めるために、各国政府はヘルスケア業界のIT統合や先端材料の分野での規制改革を進めています。

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