深層ろ過市場規模、2025年には29億米ドルへ、CAGRも9.0%で成長すると予測

世界の深層ろ過市場は、2019年の17億米ドルから2025年には29億米ドルに達し、CAGRは9.0%に成長すると予測されています。これは、使い捨てフィルターの採用と、ろ過材料やフィルターの扱いやすさや低コスト化などの利点に牽引されています。しかし、生産設備のための高額な設備投資などが、同市場の成長を抑制すると予想されます。

運用規模別では、製造規模が最大のシェアを占める

深層ろ過市場は、運用規模に基づき、製造規模、試験規模、実験室規模に分類されています。製造規模は、最大かつ急成長している分野です。これは、生物製剤の生産のための研究開発活動の増加に起因する可能性があります。

部品別で、カートリッジフィルターが最大

部品別に見ると、カートリッジフィルター、カプセルフィルター、フィルターモジュール、フィルターシート、プレート・フレームフィルター、アクセサリー、その他製品(キャップ、パッド、ポッド、シリンジ、バッグ、ディスクを含む)に区分されています。これらの部品は、汚れの保持能力が高く、長寿命であることから、フィルターの交換頻度が減り、人件費の削減に貢献しています。

ろ過材料別では、珪藻土が最大シェアを占める

ろ過材料別に見ると、深層ろ過市場は、珪藻土(DE)、活性炭、セルロース、パーライト、その他のメディア(ガラス繊維、石英、ホウケイ酸塩、樹脂バインダー)に大別されます。DEフィルター分野は、製薬・バイオ医薬品業界での幅広い用途のため、2019年の世界深層ろ過市場で最大のシェアを占めています。

地域別で、北米が最大のシェアを占める

世界の深層ろ過市場は、北米、欧州、アジア太平洋、中南米、中東・アフリカの4つの主要地域に分類されています。2019年の深層ろ過市場のシェアは、北米が38.0%と最も多く、次いで欧州が29.2%となっています。北米地域のシェアが大きいのは、同地域に製薬・バイオテクノロジー企業が多く、ヘルスケア市場が確立されていることが要因と考えられます。一方、アジア太平洋地域の市場は、最も高い成長率を記録すると予想されています。中国、インド、日本の製薬会社による研究開発の増加などの要因が、この市場の成長を支えていると考えられます。

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