含浸樹脂の市場規模、2025年までに19億米ドルに成長、CAGR も6.5%を記録する見込み

含浸樹脂市場規模は、2020年の14億米ドルから2025年には19億米ドルに達し、CAGR6.5%で成長すると予測されています。含浸樹脂市場の主な推進要因としては、工業化の進展、急速な都市化、発電・配電・変電インフラの変革などが挙げられます。また、自動車の内燃機関から電気モーターへの置き換えが含浸樹脂の需要を押し上げています。

含浸樹脂の世界市場

タイプ別に見ると、無溶剤樹脂セグメントが含浸樹脂市場をリードする

無溶剤含浸樹脂セグメントは、二次絶縁用に持続性に優れた樹脂群です。これらの処方には、モノマー系エポキシ樹脂、アルキド樹脂、ポリエステルアミド樹脂などがあります。これらの樹脂は、回転機械の高速かつ深い含浸を可能にする低粘度を持っています。室温含浸、優れた安定性、非常に高い反応性、汎用性のある加工など、無溶剤含浸の利点が、このセグメントの市場規模の大きさの要因となっています。

用途別では、自動車部品用途のセグメントが最も高いCAGRを記録する

自動車部品セグメントは、2020年から2025年の間に最大のCAGRを記録すると予測されています。含浸樹脂は、従来型自動車のスターター&オルタネーター、電気自動車の電気モーターの含浸に使用されています。加速する脱炭素化と温室効果ガス排出量(GHG)削減のための厳しい規制が電気自動車の需要を後押ししており、最終的には含浸樹脂の消費量を押し上げています。また、充電インフラの整備や電気自動車への補助金などの政府の取り組みも含浸樹脂市場を牽引しています。

予測期間中、 アジア太平洋地域は最も急速に成長する市場

アジア太平洋地域の含浸樹脂市場は、製造業の急速な拡大に牽引され、大きな成長が期待されています。アジア太平洋地域は、中国、インド、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイなどの大規模で急成長している経済圏で構成されています。これらの経済圏では、地方政府が産業拡大のためのインフラ整備や外国直接投資(FDI)の誘致に力を入れています。アジア太平洋地域の含浸樹脂セクターの主な推進要因は、電化の進展、急速な都市化、安価な労働力の利用可能性、製造業を拡大するための政府の改革です。

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