カメラモジュールの市場規模、2026年に585億米ドル到達予測

カメラモジュールの市場規模は、2020年の337億米ドルからCAGR10.5%で成長し、2026年には585億米ドルに達すると予測されています。デジタル技術の成長により、自動車業界では多大なイノベーションが起きており、このことがカメラモジュールソリューションの需要を促進しています。

COVID-19のカメラモジュール市場への影響

COVID-19の発生と広がりは、2020年のカメラモジュール市場にマイナスの影響を与え、需要と収益の減少が報告されました。その結果、2020年前半は市場の成長トレンドに陰りが見られました。この傾向は2021年の第1四半期まで続きました。その後、2021年の第2四半期または第3四半期には、家電製品の生産量の増加に伴い、カメラモジュール需要の急増が予想されます。

牽引要因:家庭用電化製品のエンドユーザー需要の増加

近年、家庭用電化製品に対するエンドユーザーの需要が増加しています。買い替えサイクルの短縮、電子機器の低価格化、Eコマースサイトでの容易な入手、ウェアラブル、仮想現実・拡張現実、4Kテレビ、スマートホーム、3Dプリンタ、自律走行車、ドローン、コミュニケーションロボットなどの新技術の登場などにより、多くの人が手軽に購入出来るようになりました。

2020年には、COVID-19パンデミックをきっかけに、家庭での娯楽の時間が増えたことや、在宅勤務への移行などにより、家電製品の売上が大きく伸びました。人々は、コンピュータからスマートフォンまで、家庭、仕事、教育などの目的で個人用の家電製品を使用しています。

身の回りの電子機器では、カメラモジュールが普及しています。スマートフォンでは、1つのデバイスに2つ、3つ、さらには4つのカメラシステムが搭載されるようになっており、これまでハイエンドの写真機器でしか利用できなかった機能が利用できるようになりました。

抑制要因:デバイスの小型化によるデザインの複雑化

近年、家電業界や自動車業界の急速な拡大に伴い、イメージセンサーやカメラモジュールの生産量が爆発的に増加しています。また、エンドユーザー間の競争が激化したことで、デザインの差別化や小型化が進んでいます。AppleやGoogleなどのスマートフォンのトップ企業は、フラッグシップ製品であるiPhone 13 ProやGoogle Pixelを通じて、カメラに顕著な変化をもたらしています。その他のスマートフォン企業も、最新のトレンドに合わせてカメラの変更を継続的に行っています。しかし、カメラモジュールの製造過程では、小型化に伴い品質の低下やその他の設計上の課題が発生することがあります。具体的には、フォーカス不良、レンズの緩みや接着剤の塗布不良、レンズの異常、部品間の接触不良、SMTの不良、FPCの不良、センサーの不良、センサーとレンズの不一致、FOV(Field of View)とデバイスの不適合、SMTやFPCの不良、レンズの組み立て不良などが挙げられます。

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