ターミナルトラクターの市場規模、2026年に8億7,700万米ドル到達予測

ターミナルトラクターの市場規模は、2021年の7億1,800万米ドルからCAGR4.1%で成長し、2026年には8億7,700万米ドルに達すると予測されています。ターミナルトラクターは、主に港の倉庫やターミナルで40フィートまたは20フィート換算ユニット(TEU)を扱うために使用され、シャントトラック、ヤードトラック、スポッティングトラックとも呼ばれています。また、主にディーゼルエンジンを使用しており、近年、売上が急増しています。最近では、電気式ターミナルトラクターの需要も増加しており、バッテリーの価格が下がれば、さらに市場の勢いが増すことが予想されています。ターミナルトラクターの主要市場は、引き続き北米地域ではありますが、欧州やアジア太平洋地域でも需要が増加しています。

COVID-19によるターミナルトラクター市場への影響

COVID-19パンデミックは、2020年の産業界全体の成長に影響を与えました。主要なエンドユーズセクターでは、生産や拡張プロジェクトが停止され、欧州、アジア、北米諸国のターミナルトラクター市場にも影響を与えました。ターミナルトラクター市場の成長は、貿易や倉庫・物流業界の運営に直接関係しています。

ワクチンの開発が進んでいるにもかかわらず、多くのリスクが残されており、貿易や倉庫・物流に関わる各種業界の生産量がCOVID以前のレベルに回復するのは、早くても2021年の第4四半期になると考えられます。この事は、ターミナルトラクター市場が世界の貿易活動に直接関係していることからも顕著な事実です。しかし、製品や材料に対する強い需要、ワクチンの展開、ロックダウンの緩和、経済・社会活動の再開などによっては、早々に各国の貿易や倉庫・物流業務が復活する事が期待できます。

2020年末以降、世界各地の主要産業の回復に伴い、世界貿易が堅調に回復していることから、パンデミックによる貿易への影響は和らいでいます。また、世界経済の回復は、ワクチンの生産量や接種率の向上によって促進され、ビジネスをより迅速に再開できるようになると期待されています。世界貿易機関(WTO)によると、世界の商品貿易量は、2020年に5.3%減少した後、2021年には8.0%増加すると予想されており、2020年の第2四半期に底を打ったダメージからの回復が続いています。これは、今後のターミナルトラクターの需要にプラスの影響を与えます。

牽引要因:電子商取引や物流業界の需要拡大

パンデミックにより、医療当局は物理的接触を極力控えるようになり、実店舗からデジタルショッピングへのシフトも進んでいます。インターネットの普及率の上昇に伴うオンラインショッピングの人気から、電子商取引業界はさらに拡大することが予想されます。また、E-コマース企業は、配送時間を短縮し、大量の商品を取り扱うための経済的な方法を常に模索しています。電子商取引の売上が増加すると、配送センターでのターンアラウンドタイムを短縮するために、商品の積み下ろし用のターミナルトラクターが必要になります。その結果、荷役用ターミナルトラクターの需要が高まることが考えられます。

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