建設業界の市場規模、2020年からCAGR6.0%で成長し、2024年に13兆5,724億米ドル達成予測

建設業界の市場規模は、2019年の11兆2,174億米ドルから2020年には10兆7,412億米ドルへと減少しています。しかし、2021年からは回復の兆しが見られ、2024年には13兆5,724億米ドルに達し、2020年から2024年にかけてのCAGRは6.0%で成長すると予測されています。建設業界では、経済の回復を見込んでおり、抗菌建材に対する意識が高まりから、成長が期待されています。

牽引要因:公共スペースにおける自動化の進展と抗菌建材に対する意識の高まり

公共スペースでは、COVID-19の蔓延を抑制するために自動化が進められています。設計者は、銅利用のように既に開発済みの技術も含めて、抗菌性の生地や仕上げが一層好まれており、この技術の開発は必須なものとなっています。例えば、細菌が蔓延すると思われる平面の数を減らし、汚染されている可能性のある空気を取り除く換気システムを設置するなど、医療機関ではすでに標準となっている建設要素が、その他の公共スペースにも適用されるつつあります。ヘルスケアの設計も、近い将来さらにアップグレードされる可能性があります。社会的な距離感を保つと同時に、将来的なウイルスの発生を懸念して、人々が散らばることができるようなオープンスペースを意識したデザインが考えられます。

抑制要因:原材料価格の変動

多くの建築物に使用される原材料やエネルギーは価格が変動しやすく、今後もその傾向が続くと考えられます。急激な値上げや値下げは、最終的なプロジェクトのコストやメーカーおよび請負業者の利益率に影響します。建設業界で使用される主な原材料は、セメント、骨材、砂、スチール、アルミニウム、木材、ガラス、床材、壁材、クラッディング材などです。これらの原材料の価格を変動させる主な原因は、材料の製造・輸送に使用されるエネルギーや原油の価格変動にあり、ひいては完成した建物の価格の変動につながります。 石油・原油価格の不安定さは、原材料の価格上昇を引き起こし、プレキャストコンクリートに使用される原材料のコストを上昇させる可能性があります。さらに、原材料費の上昇に伴い、業者は製品価格や利益率を上げ下げして、市場の成長に悪影響を及ぼすことが考えられます。

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