EFSS (ビジネス向けファイル同期および共有)の市場規模、2026年に205億米ドル到達予測

EFSS (ビジネス向けファイル同期および共有)の市場規模は、2021年の61億米ドルからCAGR27.4%で成長し、2026年には205億米ドルに達すると予測されています。EFSS市場の成長を促進する主な要因としては、デジタルワークプレイスとモバイルワークフォースの継続的な増加、従業員と企業間のコラボレーションの増加、企業データのセキュリティに対する注目、政府の厳しいコンプライアンスと規制などが挙げられます。

COVID-19によるEFSS市場への影響

COVID-19の発生により、多くの組織は効率的に業務を行うために、職場や教育現場のデジタル化を余儀なくされました。クラウド、AI、IoTなどの先進技術を取り入れ、デジタルトランスフォーメーションを急速に進めることで将来のビジネスモデルを見直している企業は、競合他社よりも一歩先を行くことになります。分散型労働に抵抗のある企業でも、ウイルスの拡散を食い止めながら仕事を遂行できるよう、在宅勤務を認めざるを得ない状況になっています。このように、企業におけるデジタルワークプレイスやモバイルワークフォースの動向が、EFSS市場の成長の原動力となっています。

牽引要因:デジタルワークプレイスとモバイルワークフォースの継続的な増加

デジタルワークプレイスは、ワークカルチャー、グループコラボレーション、レガシービジネスシステムを再定義することで、企業のビジネスオペレーションを活性化させました。企業は、最新のビジネスプロセスや高度な技術に対応するために、デジタルワークプレイスのトレンドを取り入れ、従業員のコラボレーションと効率性の向上、ビジネス上の意思決定の強化、ソーシャルチャネルを通じた顧客へのリーチの拡大、顧客との効果的なエンゲージメント、そしてビジネス収益の拡大を実現します。デジタルワークプレイスに加えて、モバイルワークフォースも企業の間で人気が高まっています。これは、従業員にスマートフォンが普及していることが背景にあります。

抑制要因:EFSSソリューションへの多額の投資

EFSSソリューションやサービスの導入には大きなメリットがあります。一方、その高コストがEFSS市場の成長を妨げる要因となっています。ベンダーは、ユーザーごとのライセンスモデルや企業向けサブスクリプションモデルによるEFSSソリューションを、非常に高いコストで提供しています。各社は、顧客の事業規模に応じた価格プランを用意しており、多様な価格設定は、強固な財務基盤を持たない中小企業ユーザーや開発者にとって、容易な選択肢となります。EFSSソリューションの初期導入には莫大なコストがかかります。これは、導入コストが組織の従業員数に依存することに起因しています。しかし、一部のベンダーは、多数の従業員に対応するためのサブスクリプションモデルを提供しています。また、企業は、セキュリティ侵害から自社を守るためのセキュリティソリューションを導入する必要があり、これには追加コストがかかります。

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