IIoTの市場規模、2026年に1,061億米ドル到達予想

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「IIoTの世界市場 (~2026年):デバイス&技術・接続タイプ・ソフトウェア・産業 (製造・エネルギー・石油&ガス・ヘルスケア・小売・運輸・金属&鉱業・農業)・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を9月27日より開始いたしました。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama1017721-industrial-iot-market-by-device-technology.html

IIoTの市場規模は、2021年の767億米ドルからCAGR6.7%で成長し、2026年には1,061億米ドルに達すると予想されています。IIoT産業の成長は、半導体や電子機器の技術進歩、クラウドコンピューティングプラットフォームの利用拡大、IPv6の標準化、IIoTに関連する研究開発活動に対する各国政府の支援などの要因によってもたらされています。

COVIDのIIoT市場への影響

COVID-19パンデミックは、IIoT市場に大きな影響を与えています。北米やアジアの発展途上国でパンデミックが続いており、製造業は多くの課題に直面しています。世界最大級の規模を誇る米国の自動車産業は、2020年の第3四半期以降、停滞しています。自動車会社が地域全体で製造活動を縮小しており、製造部門で採用されているIoT、AI、ブロックチェーンなどの技術が活躍の場を失っています。メキシコは、北米の自動車産業の大きな恩恵を受けています。しかし、自動車の生産が大幅に減少したことで、メキシコの自動車部門も多大な損失を被っています。

牽引要因:製造業におけるAIとIoTの急速な普及

インダストリー4.0の開始以降、製造業分野におけるAIやIoT技術の浸透が急速に進んでいます。AIやIoTが統合されたシステムは、製造プロセスの最適化、早期アラートの送信、品質管理への貢献、機械の設備故障の予測などを可能にします。正確なデータを収集することで、製造業は革新的なAIアプリケーションを開発し、競合他社との差別化を図ることができます。2020年にCOVID-19パンデミックが発生したことで、製造業は試練の時を迎えました。移動の制限、厳しいロックダウン、労働力の不足などにより、メーカーは生産プロセスの改善を余儀なくされました。その結果、製造プロセスにおけるAIやIoTの活用が加速しました。状態監視や機器のメンテナンスなどの活動は、製造ユニットに正規の労働者がいない中で、AIや機械学習(ML)アルゴリズムの助けを借りて実施されました。

IPv6の標準化

インターネットに接続されるモノの数が世界中で急激に増加していることから、IPv6(Internet Protocol version 6)の開発がIIoT市場の成長に貢献しています。IPバージョン4(IPv4)は、このような接続されるモノの数の急激な増加を効果的にサポートすることができませんでした。Googleによると、現在、世界中のデバイスのうちIPv6プロトコルを使用しているのはわずか4%で、96%のデバイスはまだIPv4プロトコルを使用しています。IPv6の標準化により、IIoT技術の需要が大きく伸びることが期待されています。このプロトコルは、オープンアーキテクチャをサポートしており、IoTに最も適したプロトコルであることがわかっています。IPv6は、高度なセキュリティや高い信頼性などの特徴を備えているため、IIoT分野のイノベーションに適切な基盤やプラットフォームを提供します。

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