有機CMOSイメージセンサーの市場規模、2027年に25億米ドル到達予想

有機CMOSイメージセンサーの市場規模は、2021年から2027年の間にCAGR11.3%で成長し、2027年には25億米ドルに達すると予想されています。有機CMOSイメージセンサーとは、高感度かつ広いダイナミックレンジなどの特徴を持ち、低照度の環境下でもリアルな色と豊かな質感を持つ鮮明な画像を撮影することができます。このタイプのイメージセンサーは、光電変換機能を持つ有機光電変換層を使用しているため、従来のイメージセンサーよりも画素数が増え、高精細な画像を得ることができます。

有機CMOSイメージセンサーには、カラーコントラストの向上や高画質化など多くの特徴があり、今後、市場の成長を加速させると考えられます。さらに、グローバルシャッターのような技術の出現は、市場における有機CMOSイメージセンサーの採用を増加させます。一方、従来のイメージセンサーと比較して、電池の消耗が早いことが、市場の抑制要因となっています。とはいえ、広範囲のアプリケーションでこれらのセンサーへの依存度が高いことや、迅速かつ安価な処理方法は、今後の市場成長を促進すると予測されます。

COVID-19の影響

COVID-19パンデミックは、社会のほぼすべての領域、特に電子機器・半導体市場に影響を及ぼしました。COVID-19の感染者数が増加の一途をたどっていることから、事業所や製造工場が閉鎖され、社会の様々なセクションに大きな影響を与えています。このパンデミックによる、市場の不確実性により、地域の製造プロセスは混乱し、有機CMOSセンサー市場の需要にマイナスの影響を与えています。

画像処理別見通し

市場は、画像処理別に、2Dセンサーと3Dセンサーに分類されます。2020年は、2Dセンサーセグメントが最も高いシェアを獲得しました。2D有機CMOSイメージセンサーは、医療&ライフサイエンス、物流、マシンビジョン&オートメーション、ロボティクスなどのいくつかのアプリケーションで高い性能を発揮します。このように、2Dセンサーは、画像処理カテゴリーで最も高い成長率を獲得しています。また、シャッター式で動作速度が速く、高解像度かつダイナミックレンジが広いなどの特徴があります。

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