卵殻膜の市場規模、2027年に1億9,890万米ドル到達予想

卵殻膜の市場規模は、2021年から2027年の間にCAGR13.2%で上昇し、2027年には1億9,890万米ドルに達すると予想されています。卵殻膜とは、卵の外被に存在する薄い裏地のことです。卵殻膜には栄養素や化学成分が含まれており、多くの製品に利用されています。主に栄養補助食品として使用されている卵殻膜は、I型コラーゲンなどの繊維状タンパク質を主成分とし、さらにケラチン、エラスチン、ヒアルロン酸などが含まれています。これらの要素は、皮膚や髪の毛の成長にとても重要です。また、食物性タンパク質、酸、ミネラル、酵素なども含まれており、関節の健康促進にも役立ちます。

卵殻膜は、製品の重要な原料の一つとして浮上し、多くの最終用途領域で人気が高まっています。また、ここ数年、化粧品、皮膚科、栄養補助食品などの用途を含め、サプリメントとしての利用が増加しています。この製品の人気の理由の一つは、関節炎を治す天然の効能を持っていることで、これは医薬品としても適しています。最近では、その治療上の利点から、様々な製品に幅広く応用されています。

COVID-19の影響

卵殻膜は基本的には廃棄物ですが、最近では、栄養補助食品および機能性エンジニアリング産業の必須成分としての応用が期待されています。そして、COVID-19パンデミックの影響で人々の健康への関心が高まっていることが、卵殻膜市場にプラスの影響をもたらすと予測されます。これは、免疫力を高めるために栄養価の高い製品やサプリメントの消費が増加していることに起因しています。また、多数の新しい免疫健康製品や成分が市場に導入されるようになったことから、栄養補助食品分野での卵殻膜の需要が加速すると考えられます。これと同時に、今後は、主要な市場プレーヤーにとって新たな機会が生まれると予想されます。

アプリケーション別見通し

市場は、アプリケーション別に、食品・飲料、パーソナルケア・化粧品、医薬品、ニュートラシューティカルズ、その他に分類されます。卵殻膜は、肌への栄養補給や関節疾患の予防に役立つことから、化粧品や栄養補助食品への使用が増加しており、製品需要を促進しています。また、卵殻膜は、カルシウム不足や結合組織・関節障害などの治療に役立つため、医薬品や食品・飲料業界での用途が拡大しています。

タイプ別見通し

市場は、タイプ別に、加水分解と非加水分解に分けられます。加水分解された卵殻膜は、膜の含有量が最大であるため、多くの産業で一般的に利用されています。加水分解タイプの卵殻膜には様々な生理活性成分が含まれており、爪や皮膚、髪の毛の生理機能に影響を与えます。また、供給側と需要側の両方から好まれる傾向にあり、今後も市場の成長を促進すると考えられます。

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