ギヤードモーター・産業用ギア市場、COVID-19パンデミックの影響で2020年はマイナス予測も、2022年には2019年を超える生産レベルに回復見込み

製造業は、パンデミックによる操業停止、サプライチェーンの寸断、人手不足、投資不足、さらに、受注残高の減少などの影響を受けて、全体的に苦境に立たされています。そして、一部のセクターでは回復に何年もの時間がかかると予想されています。2020年から2024年にかけて、ギヤードモーター・産業用ギア市場は、一時は大幅な落ち込みが見られるものの、回復は早いと予測されています。

2020年には大幅に減少するも、2022年には回復して2019年レベルの生産量に

2020年は、市場の売上高の大幅な減少が予測されます。COVID-19が経済を荒廃させているため、少なくともマイナス7%の縮小が予想されています。しかし、その厳しい状況にもかかわらず、市場はその後成長を続け、2022年には2019年の水準を上回り、それ以降も緩やかな成長が続くと予想されています。これにより、特に倉庫内でより柔軟性の高い自動化された機器の需要が牽引され、ギヤードモーターと産業用ギアを中心に需要が高まることが長期的に推測されます。

需要が回復する中での地域差

ギア付き機器の地域生産者トップ10のうち、中国、韓国、インドは早くも2021年に2019年の生産レベルを超えると予想されています。これらトップ3のうち、中国と韓国がパンデミックに効果的に対処したことは広く受け入れられていますが、ドイツについても同じことが言えます。しかし、このセクターでのドイツの回復ははるかに遅いと思われます。なぜなら、輸出市場への依存度が高く、ウイルスの被害を受けて不安定な状態が続くことで、業界が疲弊してしまうからです。これは日本も同じで、ドイツと同様にパンデミックの影響を受けていると考えられます。ドイツのギア製品市場は、2024年までは2019年レベルの回復ができないと予想されています。米国はパンデミックにうまく対応できていませんが、政府による刺激策のレベルが高く、潜在的な需要が大きいため、長期的には回復が早くなると予測されています。2020年から2024年までの主要地域のギヤードモーター市場のCAGRの予測値は、米州 マイナス1.9%、アジア マイナス3.4%、日本 マイナス0.8%、EMEA マイナス1.0%で、平均CAGRは2.1%になる見通しです。

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