セルフストレージ市場、2027年に713億7,000万米ドル規模到達見込み

市場の概要

世界のセルフストレージ市場は、2021年に513億2,000万米ドルの規模に達しました。2022年から2027年にかけて、市場は5.50%のCAGRで成長し、2027年には713億7,000万米ドル規模に達すると予想されています。

セルフストレージは、ビルや倉庫の中にあるスペースで、個人の所有物を短期的に保管するためにテナントに貸し出されるものです。大中小のコンパートメントで構成され、コンクリート製の壁で囲まれており、借主は施錠をして保管物を盗難などの被害から保護します。セルフストレージスペースは、家具や装飾品、書類の保管、スペースの移動、在庫スペースの拡充、家庭内の断捨離などの用途で広く利用されています。

市場の動向

世界的な都市化の進展と、特に新興国を中心とした経済見通しの改善が、市場に明るい展望をもたらしています。セルフストレージスペースは、都市部の人々が頻繁に移動する事例が増加していること、また、都市部では居住面積が減少し、居住スペースがますます高価になっていることから、広く導入されています。また、世界的に人口が増加していることから、家族が増えて物量が増え、収納スペースに対する需要が高まっており、市場の拡大が見込まれています。これとは別に、人工知能(AI)とモノのインターネット(IoT)の統合により、すべての収納スペースのモニタリングが可能となり、利便性が向上し、市場成長を促進しています。さらに、季節の販促物や定期的に必要としないプリンターの保管など、ビジネスや商業的な用途での利用が増加していることも、市場成長に拍車をかけています。このほか、コロナウイルス(COVID-19)の大流行により、多くの企業がリモートワークを導入していることが、スペースの賃料を削減するためのセルフストレージの需要を押し上げ、市場に好影響を及ぼしています。その他、消費者の消費意欲の高まり、遺品整理に伴う需要の増加、小規模事業者の大幅な事業拡大などの要因が、市場の成長を後押しすると予想されています。

主要な市場区分

世界のセルフストレージ市場は、ユニットサイズとエンドユーザーに基づいて細分化されています。

ユニットサイズ別の市場区分

小型ユニット

中型ユニット

大型ユニット

エンドユーザー別の市場区分

個人

企業

市場の競合状況

世界のセルフストレージ市場における主要な企業としては、Aecom、CubeSmart、Life Storage Inc.、Metro Storage LLC (Find Local Storage)、National Storage、Public Storage、Safestore、Simply Self Storage、StorageMart、U-Haul International Inc. (AMERCO), Urban Self Storage、World Class Capital Group LLCなどが挙げられます。

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