アブレーション装置市場、2021年から2026年にかけて約11%のCAGRで成長見込み

市場の概要

アブレーション装置の世界市場は、2015年から2020年にかけて力強い成長を示しました。2021年から2026年にかけて、市場は約11%のCAGRで成長すると予測されています。

アブレーション装置は、治療目的で体の異常な組織を除去、または切除するために使用される低侵襲(MI)医療装置です。一般的に使用されるアブレーション装置には、温度制御、流体冷却、ロボットカテーテル操作、レーザーアブレーター、組織接触プローブ、スプレープローブ、バルーンアブレーション装置などがあります。これらは高周波(RF)、レーザー、超音波、冷凍アブレーション、マイクロ波、水熱などの技術を使って操作します。様々な慢性疾患、癌や腎臓結石の除去のための外科的治療の代替手段として使用されています。また、腰痛、頸部痛、関節痛の治療にも使用されています。そのため、眼科、腫瘍、婦人科、泌尿器科、心血管系疾患などの治療に幅広く応用されています。

市場の動向

癌、心房細動、慢性静脈不全など、生命を脅かす疾患の増加が、市場の成長を促す重要な要因の一つとなっています。また、効果的なアブレーション施術の利用可能性に関する個人の意識が高まっていることも、市場成長の推進力となっています。低侵襲のアブレーション手術は、痛み、傷跡、不快感が少なく、患者の早期回復を促進します。さらに、不整脈の原因となる異常組織を取り除く電気生理学の普及も、市場の成長に寄与しています。加えて、ロボットナビゲーションシステムを搭載した次世代アブレーション装置の開発など、さまざまな製品のイノベーションも市場成長要因となっています。製品メーカーは、表在静脈の逆流を効果的に治療するために、非加熱、非着火、非凝固剤による静脈内アブレーション装置の開発を進めています。その他、発展途上国における医療業界の発展や消費者の医療費支出の増加などの要因が、市場の成長をさらに加速すると予測されています。

主要な市場区分

アブレーション装置の世界市場は、デバイス技術、アプリケーション、エンドユーザーに基づいて分類されています。

デバイス技術別の市場区分

・高周波デバイス

・レーザー/ライトアブレーション

・超音波診断装置

・クライオアブレーション装置

・その他

アプリケーション別の市場区分

・癌治療

・循環器疾患治療

・眼科治療

・婦人科治療

・泌尿器科治療

・美容外科

・その他

エンドユーザー別の市場区分

・病院

・外来手術センター

・その他

主要な市場区分

アブレーション装置の世界市場における主要な企業としては、Abbott Laboratories、AngioDynamics Inc.、AtriCure Inc.、Boston Scientific Corporation、CONMED Corporation、Elekta AB(publ)、Johnson & Johnson、Medtronic plc、Olympus Corporation、Smith & Nephew plcなどが挙げられます。

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