パーソナルクラウド市場、2021年から2026年にかけて約23%のCAGRで成長見込み

市場の概要

世界のパーソナルクラウド市場は、2015年から2020年にかけて力強い成長を示しました。今後、2021年から2026年の間に市場は約23%のCAGRで成長すると予想されています。

パーソナルクラウド(モバイルクラウド)とは、動画、写真、文書などの個人または仕事上のデータを保存・共有するために使用されるローカルネットワーク接続ストレージ(NAS)のクラウド機能を指します。パーソナルクラウドは、デジタル的に保存されたサービスや情報の集合体であり、遠隔地からアクセスすることができ、個人や中小企業、その他の組織でよく利用されています。また、タブレット、パソコン、スマートフォンなどの様々なデバイスと機密データを同期または共有するために使用されています。これには、オンラインおよびサーバーデバイスのクラウドストレージ機能が含まれています。クラウドストレージは、ハードウェアデバイスに情報を保存する必要性を無くし、消費者に充実したストレージスペース、費用対効果、アクセス性を提供します。

市場の動向

市場の成長を促す主な要因として、急速なデジタル化に伴い、世界中で情報技術(IT)産業が大きく成長していることが挙げられます。また、クラウドベースのデータリカバリーシステムの導入が進んでいることも、市場の成長を後押ししています。ソーシャルメディア・プラットフォームの普及に伴い、複数のデバイスからアクセスできるデータを保存するパーソナル・ストレージ・システムへのニーズが高まっています。さらに、BYOD(Bring-Your-Own-Device:自分のデバイスを持ち込むこと)やWFH(Work From Home:自宅で仕事をすること)などのトレンドの出現も、市場の成長に貢献しています。組織は、個人用クラウドストレージシステムを利用して、従業員や企業間でのファイル保存や共有を促進しています。加えて、さまざまな技術革新やCaaS(Cloud as a Service)ビジネスモデルの普及も、市場の成長を加速する要因となっています。これらの技術革新により、個人や組織は、柔軟性や生産性の向上、インフラコストの削減を実現できます。その他、広範な研究開発活動や、特に発展途上国におけるインターネット普及率の上昇などの要因も、市場の成長に拍車をかけると予想されています。

主要な市場区分

世界のパーソナルクラウド市場は、収益タイプ別、ホスティングタイプ別、エンドユーザー別に分類されています。

収益タイプ別の市場区分

・直接

・間接

ホスティングタイプ別の市場区分

・サービスプロバイダー

・消費者

エンドユーザー別の市場区分

・個人

・企業

市場の競合状況

世界のパーソナルクラウド市場における主要な企業としては、Amazon Web Services Inc. (Amazon.com Inc.)、Apple Inc.、Barracuda Networks Inc.、Box Inc.、Buffalo Americas Inc.、Dropbox Inc.、Egnyte Inc.、Google LLC (Alphabet Inc.)、Microsoft Corporation、SpiderOak Inc.などが挙げられます。

本記事に関するお問い合わせ先:株式会社グローバルインフォメーション
044-952-0102
受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]