AMOLEDディスプレイ市場、2021年から2026年まで約16%のCAGRで成長見込み

市場の概要

AMOLEDディスプレイ市場は、2020年に481億米ドルの規模に達しました。市場は2021年から2026年の間に約16%のCAGRで成長すると予想されています。

AMOLED(Active-Matrix Organic Light-Emitting Diode)は、タブレット、スマートウォッチ、ゲーム機、デジタルカメラ、携帯音楽プレーヤー、音楽制作機器などに使用されている有機ELディスプレイ技術の一種で、ライン状の画素の状態を維持するためのストレージコンデンサーを含む薄膜トランジスタ(TFT)を使用しています。AMOLEDディスプレイは、どのようなサイズのディスプレイにも簡単に組み込むことができ、PMOLED(パッシブマトリックス有機発光ダイオード)に比べてリフレッシュレートが非常に速いのが特徴です。さらに、他のディスプレイ技術に比べて、消費電力が少なく、鮮明な画質と優れた視野角を提供し、より速いモーションレスポンスを実現しています。

市場の成長要因

急速な都市化、所得水準の上昇、娯楽やレジャーに対する需要の高まりなどが、世界の家電製品の販売にプラスの影響を与えています。これは、AMOLEDディスプレイ市場の成長を促進する重要な要因の一つです。また、AMOLEDディスプレイには、画質の向上や高解像度の表示など、他のディスプレイ技術にはない多くの利点があり、これも市場の成長を後押ししています。さらに、大手企業は、研究開発(R&D)活動に資金を投入し、AMOLED技術に革新をもたらし、他の機器への搭載を拡大しています。例えば、韓国の多国籍コングロマリットであるサムスングループは、インセル方式のタッチパネルを開発し、”スーパーAMOLED “として販売しています。また、カスタムモデリングと分析アプローチを用いて、短距離、均一、長距離の膜厚制御を開発し、大きなガラスサイズでも商業的に利用できるようになりました。

主要な市場区分

世界のAMOLEDディスプレイ市場は、ディスプレイタイプ、材料、アプリケーション、地域に基づいて分類されています。

ディスプレイタイプ別の市場構成

・透過型

・コンベンショナル

・フレキシブル

・3D

・その他

材料別の市場構成

・ポリマー

・ガラス

・その他

アプリケーション別の市場構成

・家電製品

・小売

・自動車

・ヘルスケア

・その他

地域別の市場構成

・北アメリカ

・アジアパシフィック

・ヨーロッパ

・ラテンアメリカ

・中近東・アフリカ

市場の競合状況

世界のAMOLEDディスプレイ市場における主要な企業としては、AU Optronics Corp, BOE Technology Group Co. Ltd.、Innolux Corporation、株式会社ジャパンディスプレイ、LG Display Co. Ltd.(LGコーポレーション)、Novaled GmbH(ノバレッド)、Panasonic Corporation、Sharp Corporation、Sony Corporation、Universal Display Corporationなどが挙げられます。

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