グラフィックスアドインボード(AIB)市場、2021年から2026年にかけて約17%のCAGRで成長見込み

市場の概要

世界のグラフィックスアドインボード(AIB)市場は、2021年から2026年にかけて約17%のCAGRで成長すると予想されています。

グラフィックスアドインボード(AIB)とは、コンピュータシステムにおいて、グラフィックス、メモリ、ビジュアルコミュニケーション機能を増強するために使用される電子部品を指します。映像やグラフィックスのパフォーマンスを向上させ、中央演算処理装置(CPU)の負荷を最小限に抑えるワンチッププロセッサです。コンピュータシステムに使用されるグラフィックスAIBのバリエーションとしては、統合型とディスクリート型が一般的に使用されています。統合型ボードは、コンピュータのマザーボードに組み込まれているため、追加のカードが必要ありません。一方、ディスクリートカードは、マザーボードに追加で取り付けられ、必要に応じてアップグレードすることができます。これらのAIBは、デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、コンソール、ワークステーション、スマートフォンなどに組み込まれ、高精細(HD)画像を生成するのが一般的です。

市場の動向

ゲーム業界の著しい成長は、市場にプラスの影響を与えている重要な要因の一つです。また、タッチスクリーンを搭載した家電製品の利用が増えていることも、市場の成長を後押ししています。グラフィックAIBは、リモートワークステーション、スーパーコンピュータ、シミュレーターなどに広く利用されています。これらのデバイスは、主に航空宇宙・防衛産業における科学的・技術的用途に利用されています。さらに、機械学習(ML)、人工知能(AI)、バーチャルリアリティ(VR)システムを活用して、高いグラフィック性能が必要なゲームを作成するなど、さまざまな技術的進歩も市場成長を促す要因となっています。ゲームソフトウェアの開発者は、地理情報システム(GIS)とともにAIBを使用して、ユーザーにリアルタイムの空間入力による没入型マルチメディア体験を提供しています。加えて、タブレットや携帯電話、ゲーム機、パソコンなどのゲーム機にも、AIBやAMD(Advanced Micro Devices)が組み込まれ、性能が向上しています。このことは、広範な研究開発(R&D)とともに、市場をさらに牽引していくものと思われます。

主要な市場区分

世界のグラフィックスアドインボード(AIB)市場は、タイプ別、アプリケーション別、エンドユース別に分類されています。

タイプ別の市場区分

・ディスクリート

・統合型

アプリケーション別の市場区分

・ゲーム

・デザイン・ビジュアライゼーション

・ハイパフォーマンスコンピューティング

・データセンター

・その他

エンドユース別の市場区分

・デスクトップ

・ノートブック・タブレット

・ワークステーション

・その他

市場の競合状況

世界のグラフィックスアドインボード(AIB)市場における主要な企業としては、Advanced Micro Devices Inc.、AsusTek Computer Inc.、EVGA Corporation、Gigabyte Technology Co. Ltd.、Intel Corporation、Matrox、Micro-Star International Co.、Nvidia Corporation、Sapphire Technology、ZOTAC (PC Partner Limited) などが挙げられます。

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