暗視装置市場、2021年から2026年にかけて約6%のCAGRで成長見込み

市場の概要

暗視装置市場は、2015年から2020年にかけて緩やかな成長を示しました。暗視装置(NVD)は、暗闇の中でガンマ線、赤外線、紫外線を増幅して、正確で使いやすい画像を生成するのに役立ちます。これらの装置は、ナビゲーションやターゲティング機能を持ち、対物レンズ、イメージインテンシファイアチューブ(IIT)スクリーン、接眼レンズ、電源を使用して作られています。NVDは、対物レンズによって対象物からの光の粒子を集め、その粒子をIITスクリーンに集束させて画像を形成します。このような特性を持つNVDは、夜間の視認性を高めるために、セキュリティ機関で広く使用されています。

市場の動向

テロの脅威や不法行為の増加に伴い、空港、駅、スタジアム、国境検問所などの公共の場では、セキュリティ・スクリーニングが必須となっています。暗視装置は、侵入者や不法侵入者のナビゲーション、観察、検知、目標設定に役立つため、世界中でその需要が高まっています。また、野生生物学者や写真家は、動物の行動を研究するためにNVDを使用しています。例えば、完全な暗闇でも作動する赤外線カメラは、写真家が夜行性動物の異常な行動を撮影するのに役立っています。この他にも、コスト削減、デザイン性の向上、利便性の向上、技術の進歩による総合的な性能の向上などが、予測期間中の市場成長を促進する要因として挙げられています。暗視装置の世界市場は、予測期間(2021年~2026年)に約6%のCAGRで成長すると予測されています。

主要な市場区分

デバイス別の市場構成

・ゴーグル

・カメラ

・スコープ

・その他

現在、暗視装置の中で最も普及しているのはゴーグルです。ゴーグルは、イメージエンハンスメント技術によって光を増幅させることができます。

テクノロジー別の市場構成

・イメージインテンシファイア

・サーマルイメージング

・赤外線照明

現在のところ、イメージインテンシファイアが最も大きく、次いでサーマルイメージング、赤外線照明の順となっています。

エンドユーザー別の市場構成

・軍事分野

・民間分野

米国、ロシア、中国、インド、北朝鮮などの主要な軍隊が防衛費を増加させているため、現在、軍事分野が市場全体の大半を占めています。

地域別の市場構成

・欧州

・北アメリカ

・アジア太平洋地域

・中東・アフリカ

・ラテンアメリカ

北米では、国境を越えた麻薬取引や密輸活動が活発化しているため、暗視装置市場における主要な地位を占めています。

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