腹腔鏡デバイスの市場規模、2026年には156億米ドルに到達予想 ロボット支援手術の台頭が成長の抑制要因に

腹腔鏡デバイス・アクセサリーの市場規模は2020年に137億米ドルからCAGR1.8%で増加し2026年には156億米ドルに達すると予想されています。COVID19によるパンデミックにおいても、毎年1400万件以上の腹腔鏡手術が行われています。

腹腔鏡市場の洞察

腹腔鏡デバイス市場は、主に腹腔鏡の継続的な採用とそれに伴う手術件数の増加に牽引されています。腹腔鏡の手術件数は開腹手術の代替手段として増加しており、一方で、ロボット支援の新たなトレンドによって制限されています。2020年は総じてパンデミックにより手術件数が減少し、世界的に医療危機が発生しています。2021年にはパンデミック前のレベルに戻ると予想されています。

手術件数の減少は、主にトロッカー、注入装置、一部の電気外科器具、超音波器具、ステープリング器具、クリップアプライヤー等の腹腔鏡処置に不可欠な使い捨て製品の需要に影響を及ぼします。これらのセグメントの減少は、販売台数の減少に基づいています。手術手順の見直しにより、感染予防や関連製品の導入が進み、手術室の安全対策の強化が予測されます。

COVID19 の腹腔鏡機器市場への影響

選択的手術のキャンセルや延期により、2020年に実施される腹腔鏡手術の件数が減少しており、使い捨て腹腔鏡製品の関連市場にも影響を与えています。手術件数の減少は、主に使い捨てトロッカー、電気外科手術用および先進バイポーラ装置、超音波装置、ステープリング装置、クリップアプライヤーの各市場に影響を与えることが予想されます。

2020年後半から2021年前半は、延期された手術に対処するため手術数は増加し、パンデミック前のレベルに戻ると予想されています。

腹腔鏡市場シェアの洞察

2020年の腹腔鏡デバイス市場は、MedtronicとEthiconがリードし、2社で市場シェアの大半を占めています。これら企業は、閉鎖装置、直接エネルギー、超音波機器など、市場の最大セグメントを支配しています。両社は、低侵襲手術、心臓血管、泌尿器科、婦人科、医薬品、整形外科、医用画像診断など、複数の専門分野にわたり多様な製品ポートフォリオを持つ世界的な医療メーカーとして認知されています。

オリンパスは、アジア太平洋地域での存在感が強く、腹腔鏡機器市場で3位の座を獲得しています。オリンパスは画像技術で知られており、内視鏡検査と消化器の専門分野に注力しています。北米地域ではApplied Medicalが、西欧地域ではKarl Storzが、それぞれ3位にランクインしています。

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