米国の低侵襲脊椎インプラント市場、COVID-19の影響で、2020年に前年度比6%減少するも、2021年末には回復見込み

COVID-19パンデミックの影響で、2019年から2020年にかけて米国の低侵襲脊椎(MIS)インプラント市場は6%減少しました。しかし、その後、低侵襲手術市場は大幅な上昇を見せ、2021年末には急速に回復すると考えられます。

米国の低侵襲脊椎インプラント市場のセグメント構成

MIS椎体間デバイス

インターボディ(IB)デバイスは、脊椎の椎間板を交換して安定性を高め、融合を促進します。外科医の間で低侵襲器具の人気が高まる中、MIS 椎体間固定術は今後 5 年間、一桁台前半の成長率で推移すると思われます。

MIS椎弓根スクリュー

椎弓根スクリューは、固定術の際に脊髄レベルを安定させる手段となります。ネジ自体は脊椎を固定するものではなく、ロッドに接続するアンカーポイントとして機能します。従来、医師はこれらの装置を前方または後方からの開腹手術によって埋め込んでいました。しかし、最近では低侵襲手術を採用するケースが増えています。

棘突起固定装置

骨癒合ができるように脊椎を安定させるために、いくつかの脊椎固定システムがあります。これらの固定システムでは、椎体またはペディクル(椎弓根)に設置されたネジに取り付けるロッドを使用します。これらのデバイスは低侵襲性であることから、この市場の成長に貢献すると考えられます。

ファセット固定

ファセット固定は、経皮的低侵襲手術の一つで、胸腰部のファセット関節を、ファセットスクリュー、ボルト、または同種移植ダボを用いて融合させる手術です。この市場は、低侵襲のファセット固定手術が、従来のペディクルスクリューを用いた手術に比べて優れていることにより需要があります。

SI関節固定術

SI(仙腸)関節固定術は、SI関節の癒合を目的としており、腰痛に悩む人に需要があります。この脊椎治療の成長は、歴史的に診断プロセスによって制限されてきました。SI関節固定術市場の今後の成長は、疾患を取り巻く新たな情報に依存しています。

脊椎内視鏡

脊椎内視鏡は、椎間板切除術、椎弓切除術、椎間孔拡大術を低侵襲で行うことができます。脊椎内視鏡の市場規模は、ここ2、3年で急速に拡大しています。市場での競争が限られているため、メーカーは競合他社からの価格圧力の影響を受けません。

MIS計装

脊椎計装は、低侵襲脊椎手術(MIS)の際に脊椎を安定させ、手術を行うための器具です。低侵襲脊椎手術が拡大することで成長した市場です。また、この成長には、過去数十年の間に過去に例を見ない勢いで増加した肥満率にも影響していると思われます。

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